福島県・南相馬市小高に行ってみた①【体験ツアー編】
小高を訪れたきっかけ
今回、「遊ぶ広報」という地域滞在プログラムの参加を通して、初めて南相馬市小高にお邪魔しました!
プログラムに含まれる体験ツアー参加を通して、小高の魅力をたっぷり堪能することができたので、その魅力をお伝えしていきます!
https://xn--asobu-koho-plus-2m4nu196cd1xauu3s.studio.site/
体験ツアーの流れ
ホテル丸屋グランデで朝食ビュッフェ
北泉海岸
南相馬市博物館
浦島鮨でランチ
移住者との交流・小高工房見学
・ホテル丸屋グランデで朝食ビュッフェ
原ノ町駅前にある歴史あるホテル、丸屋グランデさんで朝食ビュッフェ。
あまり知られていませんが、朝食のみの利用(2000円)も可能です。
なんとご飯は南相馬の農家から仕入れている有機栽培米を使用していてめちゃくちゃおいしい。。
そして、南相馬の食材を使ったおかずもあります。
パンやヨーグルトもあって洋食に対応しているのも嬉しいですね。
・北泉海岸
サーフィンの聖地で、世界大会が開催されたこともあるとか。
確かに波が大きい!そして見晴らしが良い!
都心部では中々お目にかかれない光景ですね~
日中の昼間なのもあって、とても静かでした。
大きな歩道もあったので散歩が気持ちいいと思います!
・南相馬市博物館
ここでは南相馬市の歴史や国の重要無形民俗文化財に指定されている相馬野馬追の展示を見ることができます。
模型展示が多数あるため、視覚だけでも楽しめます。
特に、相馬野馬追のパノラマは見ごたえがあるのでおすすめ!
・浦島鮨でランチ
小高駅の浦島寿司では、リーズナブルに上質なネタを頂くことができます。
ネタが大きくて脂がのっているのに、ランチでも2000円前後とは・・!
おまけに大きい身の入ったあら汁までついてきます。
平日昼でもお客さんでにぎわっていてさすがだなと思いました。
・移住者との交流・小高工房見学
都心から小高に移住し、フリーランスとして働かれている方とお話しする機会がありました!
小高では移住希望者の支援やワーキングスペースの支援を積極的に行っていて、とっても住みやすいのが魅力とのこと。
実際、外から来た人を温かく出迎えてくれる空気がすごく伝わります。
また、唐辛子をつかった食品をメインに販売されている小高工房さんにもお邪魔してきました。
お店に立つ廣畑さんは、「農家さんの希望価格で作物を買い取る」取り組みを徹底されています。
また、店頭に並ぶ豆板醤はなんと5年間熟成させたもの。コクがあって唯一無二のおいしさ。
商品に対する熱い思いが伝わってきました。
南相馬市小高の魅力3選
リーズナブルでおいしいものがたくさん!
生活にやさしい街づくり
住民がとにかく温かい
1.リーズナブルでおいしいものがたくさん!
特に海鮮系が強い!
夜でも1000円~刺身定食が食べられるお店があったりと、「この価格でいいの?」と思わされる機会がたくさんありました。
他にも総菜屋さんや菓子やさんもあって、お値段は500円前後でしっかりおいしいものが食べれます。
これはものすごくありがたい。
2.生活にやさしいまちづくり
前述したとおり、小高では移住支援に力を入れています。
街を歩いていると、単身者や企業の誘致はもちろん、家族連れにも嬉しいポイントが!
なんと、子供が遊べる施設なんかもあったりします。
あとは、駅の待合室が広々としていたり、「ラストオーダー後にも空きスペース使っていいよ」っていうカフェがあったり、優しさを感じるスポットが点在していました。
3.住民がとにかく温かい
ツアー内での交流はもちろん、いろんなお店を巡っていても体感したことです。
私のように外部から来た人に対して、笑顔で気さくに話しかけてくれたり、商品の説明をしてくれたり、外に出るまで見送ってくれたり。。
めちゃくちゃ人情味があって温かいなと感じました。
元々、小高は東日本大震災時に「原発20キロ圏」に属しており、警戒区域が解除されるのに約5年を要しています。
人口は震災前に比べて減少しているものの、だからこそ外から来た人を温かく受け入れる文化が醸成されたのではないでしょうか。
実際に小高に住んでいる人々は「小高が好き!小高でやりたいことがある!」という想いを持った人ばかりで、街全体がエネルギッシュな印象を受けました。私はすごく好きです。
おわりに
以上、私なりに感じた小高の魅力を綴ってみました。
一人での来訪でしたが、人の温かさに触れて本当に来てよかった~と思える場所でした。
一人歩き編の記事もぜひ!
#遊ぶ広報 #ワーケーション #南相馬 #小高 #おだかぐらし