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全力で遊ぶ大人

子どもたちは遊ぶのが上手だ。しかも手を抜かない。常に全力かつ本気で遊ぶ。

人は、いつの間に遊び方を忘れてしまうのだろう?

子どもでも大人でもないティーンエイジのモヤモヤ期を経て、20代の生命の爆発的パワーとなんとか共存し、そうか、きっと30代に忘れるんだ。仕事に慣れ、仕事をしている生活が普通になって、忙しく働き、残業し、家庭を持ったのであれば家族の日常を回し、生活のルーティンに操縦されているうちに。時間は止まらない。気づけば、ただ流されていると感じることは皆あるだろう。それが大人になるということなんだと言われると、そうなのかも知れない。

私は「後悔」というものが一番嫌いだ。例えば、スーパーのレジに並んでいる時に、隣りの列の方が早く進んでいるのを見た時に、あーあ…と思うような日常的な小さな後悔も、そう思っている自分に気づくと悔しくなる。だから、後悔のないようにするために、後悔をしないように努力すると決めた。つまり、あーあ…と思ったことに気づいたら、ま、いっか、と上書きするようにしている。うまく行く時ばかりではないけれど、結構有効だと思う。後悔を事前に予知して避けることは難しいが、事後処理は自分次第で変えられるからありがたい。

最近、大人の遊び方について考えている。遊びはお金と時間と体力のアウトプットだ。人生はおもしろがったもの勝ちだと思う。色々な遊びを取り入れることでおもしろさの幅が広がる。人生という限られた時間を、限られたお金と体力を使って、どう過ごすのか。よく考えてさっさと実行しないと、時間は砂のように落ちていってしまう。

大層な書き方をしているが、飲み歩く自分を正当化したいだけなのかも知れない。私の好きな遊びは、飲みに行くこと、体を動かすこと、知らない場所に行くこと、したことがないことをやってみること。久々に会う友達に次々と面白い話ができる人間でありたい。だから、明日も全力で働いて全力で遊ぶ。

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