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皮膚は内臓の鑑(かがみ)

正中線に近い吹き出もの。娘の間食が始まって、間もない頃にできました。

皮膚は内臓の状況をよく表す場所であり、治りにくい皮膚病は内臓から整える必要があると言われます。

発症している場所により、内臓に問題を抱えているサインとして、原因を探ることができます。

例えば、

顔面中央:脾胃(胃腸)
体の側面:肝胆
体の背面:腎、膀胱
四肢:脾胃、大腸
など

発症場所から内臓からのサインを受け取り、炎症部位と離れた内臓を治療する場合もあります。

胃腸に負担がかかると、口周りに吹き出物ができます。
写真のように中央にでたので、胃腸に合わないものを食べた証拠。おそらく、間食のお菓子だろうと、思います。

皮膚は体の表面を覆う広大な面積

皮膚は有害な紫外線・細菌などから体を守り、体温の維持、水分の維持、外部からの衝撃の緩和、汗や皮脂による老廃物の排出などの働きをしています。
触覚を司るという五感の重要な役割もあります。

治りにくい皮膚病は、、、

体からのサインとして捉えてください。

皮膚は排泄器官。大小便と皮膚からの排泄で体のデトックスをしています。
皮膚からのデトックスができている間は、解毒力がありますが、皮膚病として悩むことになります。
デトックスの方向性を変えてみることで、皮膚症状が緩和されることが多いです。

中医学では五臓との関係を見抜き、体の中から対策を考えます。

五臓の脾・肺・肝・腎などの状態チェック、女性は生理との関係をチェックします。

内臓チェックしてから、排泄の経路を導いて、皮膚からの排泄を他の方向へ排泄を促すことで、内臓と皮膚の両方からの治療となります。

もうひとつ、アレルゲンとなる食事や生活環境を見直すことも大切。

食毒、環境毒を避けること

皮膚環境が悪いのは栄養失調の状態。ビタミン、ミネラル、タンパク質などをバランスよく取るには、和食が一番!

皮下組織の毛細血管がゴースト血管となってしまうと、皮膚再生は望めません。毛細血管の血流改善のための、食事・運動・睡眠・ストレス回避が皮膚を作る基礎です。

食事以外に、間食の習慣を見直すこと。三食からしっかり栄養を摂っていくことに集中していくと、自然に間食は減ります。
間食はストレスが強いほど、過度になりがち。
ストレスの発散方法を変える努力が要りますが、その呪縛から解放されると、食事や睡眠や運動を自然に楽しめるようになります。

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