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精が付くものを。ひつまぶし、他には?

先日、久しぶりにひつまぶしをいただきました!一杯目はそのまま、二杯目は薬味を付けて、三杯目はお出汁を掛けて、4杯目は自由にいただきます。土用のウナギとして精が付くとされますが、精が付くものって何?と聞かれます。

精とは?

漢方で精はとても大切なものとして扱います。精は腎精と呼ばれ、人の生長・発育・生殖、さらに言えば生命活動を維持する基礎物質として生命の根源とされています。

精は先天の精と後天の精があります。先天の精は両親から授かった精。寿命、体質の強弱など遺伝されるものです。後天の精は生まれてから、飲食や運動などで蓄えられ、先天の精を補っています。

精は先天の精を両親から授かり、誕生してからは後天の精を絶えず補充しつつ成り立っています。両親から受け継いだものが虚弱であっても、養生をしていくことで十分長命や壮健でいられます。せっかく両親から良いものをもらっても、養生が悪いと短命や病弱になることももちろんあります。

精の定義はここまでにして、

精が付くものって?

漢方では腎精を養うために良いものを摂る事を勧めます。腎に良いものを探していくと、海の物が良いとされます。五味で腎に相当するのは、鹹(かん)味、つまり塩辛味です。塩辛いものでなく、塩辛いところにいるもの、すなわち海の物です。

ではウナギは海の物ではないのですが、ビタミンA、B1、B2、D、EやDHA、EPA、 ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など身体に大切な栄養素が大変豊富な事でも有名です。

ミネラル豊富と言えば、なんといっても牡蠣。牡蠣の効能は補血や腎精を補うものですので、私は牡蠣を毎日30粒分摂っています。牡蠣そのものを食べることは毎日はできなくて、 #ワタナベオイスター  を摂っています。

ワタナベオイスターは1粒で5個の牡蠣の成分が入っています。私は6粒を飲んで、かなり精が付きました。というか、これで妊娠・出産・産後は乗り切り、更年期も乗り切って行けそうです。

精は自分で補充できること、漢方では腎精を補う生薬がたくさんあります。有名なのは鹿茸(鹿の角)です。詳しくはまたの機会に!!

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