見出し画像

食べて太る、食べても痩せるの違いは?250gの米飯の貧血対策食で産後回復。

私は痩せてしまうこと、主人は太ること、それぞれ悩みが違います。

夫婦が同じ食事をしていて、こうも反応が違うのかとびっくりします。
2年前の健康診断で、低コレステロールで再検査の判定を受け、栄養失調との結果。主人は高コレステロールぎみ。

原因は明らか、私は47㎏→42㎏と1年くらいで5㎏ほど減少しています。
食事は主人と一緒ですが、吸収力の違いでしょう。

心因性であることは確かで、母の病状悪化とともに食事を味わうことがなくなっていたことが原因でしょう。

急に体重は戻せず、血液検査の再検査を受けるためには2㎏ほど体重を増やしてからにしようと決め、食事を考えました。

ダイエットは痩せるときに必要な食事制限のイメージですが、
体重コントロールのための食事ですから、
痩せてしまう場合にも必要なことです。

因みに、2kg体重をもどしたら、低コレステロールは改善されました。

1摂取カロリーだけにとらわれず、内容を重視

小食の人にはカロリーを増やすため、米をたくさん食べろと言われても困ります。
甘いものなら簡単にカロリーは増やせます。
痩せるダイエットでしたら、甘いものを減らすことを勧めますが、逆に甘いものでは気血の材料にはなりません。

カロリーを増やすことは、気血の原料となる食事の量を増やすこと。
一番は炭水化物の量が問題。
太りやすい人を話から、お米が好きだと言われます。
痩せたいなら炭水化物抜きを考えますから、逆に太りたいなら炭水化物(とくに米)をしっかり食べましょう。

写真の産後の回復食で病院では、貧血用に出されたお米の量に驚きつつも、食べ進めるうちに、みるみる回復したことを経験しています。
そのお米の量は250g(1合は150g)で、どんぶり飯でした。

2太りたくても痩せたくても食事のタンパク質の量を増やす

筋肉量が年齢とともに減っています。
特に大腿部(ふともも)の肉がそぎ落とされて、あららと思うことがあります。老化するとこんな足になるのかと自覚してしまうことも。

バレーボール部だったため、膝上にポコッと筋肉のふくらみがあったのが、いつの間にか消えました。

スクワットを妊娠時からやめてしまい、はや4年。すでにそぎ落とされ皮がたるむ膝上のあたりが、年齢を感じさせます。

さておき、

ヘルシー志向がすんなり受け入れられる方は、もともと肉類があまり得意でない方に多く、摂取タンパク質量が減りがちです。

痩せたい人も筋肉量を減らして、代謝が落ちないように、できるだけタンパク質を摂るように。ヘルシー思考で野菜ばかりにならないように。

三食のタンパク質補給を考えて、
朝は卵や納豆や干物を。
昼は肉や魚のメイン料理を。
夜は煮込みやスープなど吸収がよい料理を。

3吸収力のカナメは胃腸機能にあり

主人と私の食事が同じで、高コレステロールと低コレステロールと大きく差が出たのは吸収力の違いです。

中医学では体質を診ることを大切にしますが、
確かに太りやすい方は、気血が充実した実証タイプが多いです。

食べても痩せてしまう、食べてすぐ太る、どちらも悩ましいところ。

中医学では、太るイコール🟰痰湿(たんしつ)タイプ、すなわち代謝が落ちて、むくみを感じやすいタイプ。

ここで太りやすいのとむくみやすいのと区別します。

むくみやすい方は、気血水の気と水の停滞が多く、根本に胃腸で吸収し運用する力が悪いひ弱(脾虚)タイプが多いです。

太る前にむくみを感じていることも多く、実際はむくみ解消が先優先すべきことかもしれません。

私のようなやせ型は、むくみがなくとも、ひ弱を自覚しています。
つまり胃腸が弱いことは生まれつきだと思って生きています。

水太りタイプとやせ型は漢方では、同じひ弱であること。
違いは、自覚があるかないかにあるかと思います。

水太りタイプは
「水の飲んでも太る」と。

むしろ、水の代謝が悪いから、水を飲んでも体重アップするのです。

水は五臓(肝・心・脾・肺・腎)の肺・脾・腎が関係します。

まず水を受け入れる胃腸が吸収。ここで脾の力が関係します。
水を全身に輸送分布(輸布)するには、水の上限の肺の力が関係します。
全身での老廃物をリンパ管で収集し腎臓へ。水の下限の腎の力が関係します。
肺脾腎の共同作業で吸収から分布、排せつをしているという仕組みです。

気血水の気血は五臓の心肺が気血の巡りの原動力、気血の調節は肝がしています。
そして気血の材料の飲食物はまず胃腸を通して吸収しますから、
気血生化の源と言われる脾(胃腸機能)の力があってこそ、気血の材料を吸収して運用する力があるというもの。

いずれも胃腸の吸収力が問題で、胃腸は中医学では「脾」のこと。
ひ弱なむくみタイプとやせタイプは、とにかく胃腸を弱らせないように、
冷たいもの、消化の悪いものを避けて、コメを中心にした和食を心がけてください。

4甘いものが欲しいなら,自然発酵飲料(甘酒や酵素ドリンクなど)

飲む点滴の甘酒は、炊いたご飯に米麹を加えてつくられます。
含まれる成分のうち、20%以上がブドウ糖のため、自然な甘みを味わえます。また、ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミンB群など、私たちの身体に必要不可欠な栄養素を含みます。これらの成分は、麹菌や麹菌の酵素の働きによりつくり出されるもの。


酵素ドリンクなどは、糖の浸透圧で自然抽出された植物エキスが、各種の乳酸菌や酵母などの発酵微生物の働きによって、発酵・熟成という、人の胃腸の消化に似ている仕組みでできた「自然発酵飲料」は、まさしく液状の食べ物といったイメージ。

酵素ドリンクはファスティングとして有名ですが、
ダイエットだけでなく、補助食として、
食事から栄養素を十分に得られない場合とてもありがたい自然発酵食品。

大高酵素が北海道の自然のかなで、道産の野菜や植物を、桐樽に入れ、丹精込めて作っています。

梅、生姜、レモンなどをさらに漬けておくと、すごく美味しい、甘さが自然で身体が喜ぶドリンクになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?