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体質チェックでは自分に合う健康法はわからない?結局どうしたらいいの?

先日、薬膳的体質チェックとして大きく8つの体質タイプについて書きました。

チェックシートの数で自分の体質を把握するというもの。

そして体質ごとの改善方法とおすすめ食材を紹介いたしました。


それで紹介しておいてなんなんですが、このチェックはどこまで当たっているのかということ。

私自身もこのチェックはしたのですが、結局何タイプなのかわからなかったんです。

絞り切れないというか、決定的なものに欠けるというか・・・。

それじゃあ、使えないじゃない!

という方のために補足的なことをいくつかお話します。


1、当てはまらない人もいる

そもそもの前提として必ずしもどれかの体質に当てはまるというわけではないということ。

バランスが取れて健康的な人は「平和体質」といってどこにも当てはまりません。

まずはそこです。

当てはまらない人もいるということ。

2、いくつも当てはまるものがあって決め手に欠ける

チェック項目を見ると、「これは当てはまるときもあるけど、そうじゃないときもあるから数に入れるべきなの?」

というあいまいな部分。

また特徴をみるとこれかな?と思う体質であっても、そんなにチェックの数は多くないとか。

ほぼチェック項目が当てはまるならならこれだ!

と言い切れるのですが、

中途半端な数のタイプがいくつか重なって結局どれなのか決め手がないとか。

私なんてじゃあ結局自分はどれなの??

と訳が分からなくなりました。

3、複合タイプも存在する

で、ここがまた困ったところ?で、必ずしも一つの体質タイプではないんです。

いくつか体質タイプが重なった複合タイプというものも存在する。

もともとご紹介したタイプは8つ。

でも複合タイプまで考えると数がもっと増えてしまいます。

そうしたときに、自分の体質は?と聞かれて答えることができるのでしょうか。

4、完全に自分の体質を把握することは難しい

人間の体は季節などの外部環境の影響で体調は変化しますし、そのときの生活スタイルや精神状態でも変わってきます。

一定ではないというところなんです。

だから、体質チェックをしようとしても同じ人でも当てはまるときもあれば、当てはまらないときもある。

結局体質チェックというのは、あくまでおおまかに体質を推測するためのツールでしかないのです。

症状とチェック項目から当たりをつけて自分の体質を推測する。

そして、改善につながりそうなことをできる範囲で決めて生活に取り入れることが大切だと思います。

5、自分のいたわり方を知る

自分ことは自分が一番わかっているようで実は一番わかっていないものです。

だからこそ、自分に目を向ける。

優しい慈愛を持った目で自分を見つめる。

それは自分をいたわってあげるためです。

頑張っている自分をどうやったら元気づけられるか、癒すことができるか。

「今ここ」の自分を感じるために、自分をわかろうとしたときの自分との会話の一つが体質チェックの項目なのだとそう感じます。

6、体の元々のバランスを知ると推測しやすくなる

体質チェックは自分を知るための一つのツール。

そこにプラスして他の角度からの視点を入れることはより自分を理解することにつながります。

もともと持って生まれた五行バランスを知ることは自分の取扱説明書を手に入れるようなものです。

どうしたら自分の身体が喜ぶのか、その手がかりが見えてきます。


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