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携帯電話と電話ボックス

どーも。ファッションクリエイターの福元です。

昨日Facebookを見ていたら、ある方が、なかなか衝撃的なデータを投稿していたんです。

それが何かというと「実店舗の閉店数」。

そのデータをそのまま転載しますね。

[アパレル]
ZARA:300店舗閉鎖
オンワード:700店舗閉鎖
セシルマクビー:店舗事業撤退
ワールド:358店舗閉鎖+450店舗閉鎖
ギャップ/バナナ・リパブリック:225店舗閉鎖
しまむら:中国全6店舗閉鎖
H&M:300店舗閉鎖
TSI:210店舗閉鎖
三陽商会:160店舗閉鎖
レナウン:1700店舗前後閉鎖
青山商事:400店で売り場面積を最大5割減
[飲食チェーン]
米スタバ:400店舗閉鎖
和民:300店舗閉鎖
ロイヤルホスト:70店舗閉鎖
ジョイフル:200店舗閉鎖
吉野家:最大150店舗閉鎖
すかいらーく:200店舗閉鎖
モンテローザ:都内61店舗閉鎖
大手レストランチェーン:678店舗閉鎖
ガスト:100店舗閉鎖(New!)
[その他]
米ゴールドジム:30店舗閉鎖
三菱UFJ:店舗数4割減
→(続報)削減200店舗/簡素化160店舗/従来型155店舗
中国の銀行:9割オンラインへ移行
HIS:1/3店舗閉鎖
カラオケ(日本国内):推定500店舗閉鎖
JTB:約100店舗閉鎖
近畿日本ツーリスト:3分の2閉鎖
銀行店舗(米国2020年):約1500店減少
銀行店舗(イタリア2020年ぐらい):約800店減少
ヤフー:オフィス約4割縮小(計約3万m2)
デロイトトーマツ:オフィスの2フロア返却
DeNA:本社をシェアオフィスに移転。平均30%程度の出社率を想定

ね?ヤバいでしょ?

中でもアパレルの閉店数が群を抜いているのが分かりますよね。

いよいよ本格的にアパレル業界が厳しくなってきてるんだなと改めて実感しました。

もちろん、各企業ともECサイトでの販売の方に力を入れていたりすると思うので、「すぐに倒産しちゃう」なんてことは無いでしょうし。
「衣食住」と言われるくらいなので、人がいる以上、洋服が無くなることもありません。

ただ、確実に消費者の意識が変わっていて、「とにかく安い服を沢山持っていることが良い」から「本当に良い物を長く使う・なるべく物を持たない」という時代になっていることを、このデータが裏付けていますよね。

こうなってくると、「いよいよパーソナルスタイリストが活動していくのは本当に難しくなってくるな」と改めて危機感を持ちました。

だって、パーソナルスタイリストって基本的に「買い物同行」よ?

その「一緒にお買い物に行く場所」がどんどん無くなって来ている訳なので、どう考えてもやり方を変えなければいけない。

私は、サービスを提供し始めた時から「カウンセリングからスタイリング提案まで全てオンライン」でやっていたので、その部分は間違っていなかったのかな?とは思いますが。

ただ今は、大手のアパレルブランドもオンラインで自社スタッフによる無料のスタイリング提案を行っていたり。
自分の手持ちの服の写真を取り込むだけで、毎日のコーディネートを教えてくれるアプリがあったり。

正直なところ、パーソナルスタイリングサービスを提供し始めてから、全く上手くいっていないので、「やり方を変えなければいけない」とずっと試行錯誤しているんですが。

そもそも、「やり方を変える」とかではなくて、「パーソナルスタイリングサービスを提供すること」自体を考え直さないといけないなと改めて思いました。

誰もが携帯電話を持っている今の時代に、一生懸命「電話ボックス」を作っているような感じなのかなと。

私のやり方の問題だけで、もっとお客様に喜んでもらえる様なやり方があるのかもしれません。

ただ、AIがスタイリングしてくれる様になっている今、「素敵になれるコーディネート提案しますよ!」「あなたに似合う服コーディネート教えます」だけでは、どう考えても先があるとは思えないんですよね。

まだ答えは出ていないんですけど。

「私にしか出せない価値」が何なのか?
「誰に向けて提供するのか?」
そして、「パーソナルスタイリング」を続けるのか?

しっかりと考えて結論を出します。

「パーソナルスタイリングを受けたいと思うか?思わないか?」
「こんなメニューがあったら受けてみたい」などなど。

皆からのご意見がございましたらコメント欄などでお聞かせ頂けると嬉しいです!

また、こちらでも色々とご報告させて頂きますので、引き続きお付き合い下さい♡

では、また!



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