携帯電話と電話ボックス
どーも。ファッションクリエイターの福元です。
昨日Facebookを見ていたら、ある方が、なかなか衝撃的なデータを投稿していたんです。
それが何かというと「実店舗の閉店数」。
そのデータをそのまま転載しますね。
ね?ヤバいでしょ?
中でもアパレルの閉店数が群を抜いているのが分かりますよね。
いよいよ本格的にアパレル業界が厳しくなってきてるんだなと改めて実感しました。
もちろん、各企業ともECサイトでの販売の方に力を入れていたりすると思うので、「すぐに倒産しちゃう」なんてことは無いでしょうし。
「衣食住」と言われるくらいなので、人がいる以上、洋服が無くなることもありません。
ただ、確実に消費者の意識が変わっていて、「とにかく安い服を沢山持っていることが良い」から「本当に良い物を長く使う・なるべく物を持たない」という時代になっていることを、このデータが裏付けていますよね。
こうなってくると、「いよいよパーソナルスタイリストが活動していくのは本当に難しくなってくるな」と改めて危機感を持ちました。
だって、パーソナルスタイリストって基本的に「買い物同行」よ?
その「一緒にお買い物に行く場所」がどんどん無くなって来ている訳なので、どう考えてもやり方を変えなければいけない。
私は、サービスを提供し始めた時から「カウンセリングからスタイリング提案まで全てオンライン」でやっていたので、その部分は間違っていなかったのかな?とは思いますが。
ただ今は、大手のアパレルブランドもオンラインで自社スタッフによる無料のスタイリング提案を行っていたり。
自分の手持ちの服の写真を取り込むだけで、毎日のコーディネートを教えてくれるアプリがあったり。
正直なところ、パーソナルスタイリングサービスを提供し始めてから、全く上手くいっていないので、「やり方を変えなければいけない」とずっと試行錯誤しているんですが。
そもそも、「やり方を変える」とかではなくて、「パーソナルスタイリングサービスを提供すること」自体を考え直さないといけないなと改めて思いました。
誰もが携帯電話を持っている今の時代に、一生懸命「電話ボックス」を作っているような感じなのかなと。
私のやり方の問題だけで、もっとお客様に喜んでもらえる様なやり方があるのかもしれません。
ただ、AIがスタイリングしてくれる様になっている今、「素敵になれるコーディネート提案しますよ!」「あなたに似合う服コーディネート教えます」だけでは、どう考えても先があるとは思えないんですよね。
まだ答えは出ていないんですけど。
「私にしか出せない価値」が何なのか?
「誰に向けて提供するのか?」
そして、「パーソナルスタイリング」を続けるのか?
しっかりと考えて結論を出します。
「パーソナルスタイリングを受けたいと思うか?思わないか?」
「こんなメニューがあったら受けてみたい」などなど。
皆からのご意見がございましたらコメント欄などでお聞かせ頂けると嬉しいです!
また、こちらでも色々とご報告させて頂きますので、引き続きお付き合い下さい♡
では、また!
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