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形のないものにこそ価値を感じる

どーも。ファッションクリエイターの福元です。

日本が欧米に及ばないことの1つに、メンターやコーチ、アドバイザーと呼ばれる存在が圧倒的に不足していることがあげられると思っているんですけど。

その意味で、興味深い記事がありました。

トップモデルとしてキャリアを積んだSAWAさんが、自身の経験した挫折や苦労を元に、モデルやタレント、そして彼らを支えるマネージャーたちに向けて、対話を重ねながら、受講者の目標達成やメンタルをサポートする「コーチング」を提供し始めたそうです。

SAWAさんが言う通り、「自分で自分の不安の正体が分からずに悩んでいる。ゴールが見えない状態でも日々がむしゃらに走り続けて,自分を追い詰めてしまっている」人が多いように思える今の世の中。

特に表舞台に立つ人達やそれを支える人達は、一般の人よりもプレッシャーを感じながら日々活動をしているでしょうし、SAWAさんのような人が必要なんだろうなと思います。

と、同時にSAWAさんが提供するコーチングのように「形がないもの」にも価値を見出して、対価を支払う事ができる社会を作らないといけないなと感じました。

日本は、この手の「形のないもの」に対価を支払う感覚が希薄です。

なので「悩みを抱えている人」に対しても、「頑張れば何とかなる」といった感じの根性論で接してしまいがちですよね。

古くからコンサルは「形がないもの」に対価を支払っているサービスの代表格かもしれませんが。

時々もらえる「形があるもの」、例えば数字が列挙されているレポートを手に入れて満足してしまい、それを活用できている会社はどれくらいあるんでしょうか?

活用できないから、「形がないもの」に対価を支払う意味が見出せず、結局「形ないもの」は永遠にタダであり続けてしまうという、負のループから抜け出せていない気がするするんですよね。

私自身、「パーソナルスタイリング」という「形のないもの」を提供しているので、一度「そんなものは永遠にダダ」と思われてしまうと、以降見合う対価を支払ってもらうまでがどれだけ大変かをよくよく実感しています。
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同じようなことは洋服業界にも言えると思っていて。
ファストファッションが圧倒的に安い洋服を市場に供給してしまってから、「洋服は1着1980円くらい」と思ってしまっている人が多いですよね。

ゆえに今、洋服だけがさまざまな高騰要因を価格に反映できていない気がします。

企業側も、その素晴らしさや、店頭に並ぶまでにどれだけ多くの人が携わっているのかを改めて訴える必要があると思いますし、私たち消費者も「そんなものはタダ」という感覚を見直す事が必要なんじゃないかなと。

SAWAさんのインタビューから改めてそんなことを感じました。

「自分はサービスを提供している訳じゃないし関係ない」と思わずに、是非一度「自分の中に『そんなものはタダ』という感覚がないかな?」と、考えてみて欲しいなと思います(*^^*)

以上、形のないものにも価値はあるよーっていうお話しでしたー!
では、またねー!


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