見出し画像

ラグジュアリーブランドの値上げから見えること

どーも。ファッションクリエイターの福元です。

ここ数年、ラグジュアリーブランドでのバッグの値上げが続いています。

その中でも、その幅が大きいのが「CHANEL」と「LOUIS VUITTON」で、両ブランドともになんと66%も値上がりしたモデルもあるとか。

為替の変動による各国での価格の差を調整する為だったり、生産コストや人件費の上昇の為に、ハイブランドが値上げをする事は珍しい事ではありませんし。

コロナ禍になってからは、観光客が減ったりしている影響などによって売上が減っているブランドもあるでしょうから、その補填で値上げをしているところもあるかもしれません。

じゃあ、それで顧客が離れてしまったのか?というとそんな事は無くて。

実は、多くのラグジュアリーブランドは順調に売上げを伸ばしているんです。

例えば、LOUIS VUITTONを擁する「LVMH」グループの21年12月通期決算は,売上高が前年比43.8%増、営業利益は115.1%増、純利益は155.9%と増収増益。

コロナ禍以前の19年と比べても、売上高は19.6%増、営業利益は52.1%増、純利益は67.8%増と増収増益なんです。


コロナ禍の影響で、「お客さんが減っちゃって経営が大変で…」ってあちこちで聞きますけど。

ブランド物のバッグだけじゃ無くて、ジュエリーや時計なんかもコロナ禍になってから売上をのばしているんですよね。

これは、金融緩和によって株価が上がった影響で、「金余り状態」の富裕層が投機目的で買っているのも大きいんですけど。

「富裕層」と「貧困層」の二極化がより進んでいるって事なんですよね。

それに加えて一流ブランドになればなる程、「価値の付け方」も一流な訳で。

CHANELは、顧客が年間に買える商品の個数を制限して「欲しいけど買えない」という状況を作ったりしています。

物が無かった時代は「安く買える」がアピールポイントになって商品が売れてた訳ですけど。

物が溢れている今の時代は、それだけじゃ売れないし、そもそも価格競争で大手に勝てる訳もありません。

「いかに価値を付けるか」が益々大事になってくると改めて感じたので、自戒の意味も込めて共有させて頂きました。

なんていうか、みんなで頑張りましょう‼️
#お前が1番頑張れよだろww


以上、ブランドって凄いんだよっていうお話しでした!

では、またねー!

*スタイリングのご依頼はこちらから↓

*noteの記事を音声でも配信しています↓


#ファッション
#パーソナルスタイリスト
#パーソナルスタイリスト低身長
#パーソナルスタイリスト小柄
#ファッションクリエイター
#ファッションコラム





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?