ファッション的 年齢との付き合い方
どーも。ファッションクリエイターの福元です。
みなさんが日々生活しているなかで、「年齢」を意識する場面というのがあると思うんですが。
「もう○○歳だからこれは着られない」
「このアイテムが着られるのは○○歳まで」
そんな感じで、ファッションにおいても「年齢」を軸にして洋服を選んでいたりしませんか?
「年齢」と一括りにしがちですが。
「暦年齢」、「生物学的年齢」、「精神年齢」など、実は年齢にもいくつか種類がありまして。
今回でいう「年齢」とは、「社会的年齢」のことです。
「社会の中でどう見られているか?」
要するに、「社会常識的にどうか?」が判断基準になっているということですね。
でもね。よく考えてみて下さい。
この「社会常識」って、そもそもが「余計なお世話」だし。笑
#身も蓋もないww
時代と共に変わるので、本質的じゃないんですよね。
ここに縛られる必要は全くないと、個人的には思っていて。
例えば。
ファッションでいうと、1980年に「オシャレ」とされていた「ビッグショルダー」や「ボディコンスタイル」。
今もオシャレですか?
リバイバルブームなどもありますが、それはデザイナーがその当時の服を「今風に」アレンジして新しく提案しているもの。
当時の服をそのまま着ても、現代ではオシャレにはなりません。
そもそも、ファッションは「トレンド」で作られるものなので、「オシャレの基準」はバンバン変わるし。
「○○歳くらいの人は△△なアイテムを着ている」という「年齢別のトレンド」みたいなものも、絶対不変の心理ではありません。
なので、ここで大事なのは、「社会常識的にどうか?」ではなくて、「着たいものを最優先する」ということなんです。
30代でも、40代でも「ミニスカートが穿きたい」と思ったら穿けばいいんですよ。
20代には20代の、30代には30代の、40代には40代の「ミニスカートの穿き方」があります。
「ミニスカートは10代や20代の若い人しか穿けない」といった感じで、「年齢」でファッションを諦める必要なんてないんです。
ここでもう一つ大事なのが「主観的年齢」です。
これは、自分で自分のことを「どれくらい老いていると感じるか」「どれくらい若いと感じるか」、つまり、「私は私をこう思う」という年齢ですね。
分かりやすく言うと「思い込み」ということなんですけど。笑
でも、侮らないで!!
みなさんの周りの人たちを見ても、年齢を気にせずに色々なことを楽しんでいる人って若々しくありませんか?
無理に若作りをしている人は痛々しく見えてしまいますが…。
自然体でやりたい事を楽しんでいる人は生き生きとしていますよね!
ファッションも同じです。
どんなアイテムも、その年齢に合わせた取り入れ方で楽しめるので、「私は私をこう思う」を自分で決めて、思いっきり楽しんで欲しいなと思います。
ちなみに。
この「思い込み」が、実際の健康や寿命に影響を与えるというデータもあって。
「年齢を重ねること」を否定的に捉えている人は、肯定的に捉えている人に比べて、「平均して7.5年も寿命が短い」という研究結果があるんですって!
年齢を重ねることをポジティブに捉えていきたいですね(^^♪
では、また!
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