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試着革命?アマゾンスタイルがやってくる


どーも。ファッションクリエイターの福元です。

日本でアマゾンと言えば「通販の最大手」とうイメージですが。

アメリカでは「アマゾンゴー」や「アマゾンフレッシュストア」などリアル店舗もかなり普及しています。

そんなアマゾンが、アパレルのリアル店舗・アマゾンスタイルをオープンさせるそうです。

「アマゾンフレッシュストア」は食料品中心で市場が大きい訳ですが、衣料品のフォーマットであるアマゾンスタイルは食品に並ぶ大きな市場を狙っている感じですね。

アマゾンスタイルは今年の後半にオープン予定で、出店するのはアメリカのロサンゼルス郊外に位置するライフスタイルセンターのアメリカーナ・アット・ブランド。

「ライフスタイルセンター」とはオープンタイプの大型ショッピングセンターで(軽井沢とかのアウトレットみたいなイメージかな)アメリカではかなり普及しているみたいですね。

まだオープン前なので、リリースされている情報を整理すると特徴は以下の通り。

・アプリを使って商品につけられたQRコードをスキャンし、商品説明やレビューを確認、試着する場合はサイズやカラーを選ぶと試着室に店員が商品を用意する。試着が不要の場合はそのままピックアップカウンターに送ることもできる。
・店員が試着室に商品を運び、用意ができると通知がユーザーに届き、指定された番号の試着室に入る。端末が壁に設置されていて商品をブラウズでき、追加のオプションなどが表示される。試着した商品にレートを付けたり、合わない場合に違うサイズをリクエストしたりといったこともできる。
・店頭でスキャンしたアイテムは保存され、後日のネットや店頭での買い物で利用することができる。
・ネットで買った商品を店舗ピックアップとして試着することができ、気に入らなければそのまま返品することもできる。

ザッとまとめるとこんな感じです。


陳列されている商品は買えないのでショールームみたいな感じですね。

陳列されている商品に付いているQRコードのスキャンがサービスの起点になるのは、データを中心に据えるアマゾンにとっては当然の手法かもしれません。

そして、一番目を引いたのは試着。
試着品をアプリで選んで試着室に店員が運んでくるシステムは珍しくないけど、それを中心に据えたのはアマゾンぽい気がします。

コロナ禍になってからというもの、ECサイトでの買い物をする機会が増えていると思いますが。

そこでネックになっているのが試着。

複数のサイズを買って試着してみて、合わなかったものを返品するという買い方が普及していますが、ネットで買ったものを店頭で試着出来るシステムはかなり便利ですよね。
#日本でもユニクロなどECサイトで買った商品の店舗受け取りが可能なブランドもあるよ

衣料品ショッピングに試着は不可欠なものですが、試着ってお客さんにも店員側にもかかる負荷は大きくてね。

お客さんとしても「着るのめんどくさい、、」というのがあるでしょうし。

店員側からしても、試着室に入っているお客さんが出てくるまではそこから離れられない。(対応・防犯の両方の意味で)
#経験者談ww

だけど!
モダンリテーリングが登場し普及して以来この負荷は減ることなく変わらず今に至っている訳で。イノベーションというものがまったくもたらされてこなかった分野なんですよ。

今回のアマゾンのこのプロジェクトが、試着のプロセスに変革をもたらしたりして?

なーんて密かに期待しておりますが。笑

実際に店舗がオープンしてみないと分からない部分は多いし、日本に入ってくるのはまだまだ先だと思うので。

楽しみに待ちたいと思います!

以上、アマゾンが衣料品のリアル店舗をオープンさせるらしいよーっていうお話しでした!

では、またねー!


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