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スニーカーフェイク市場に気を付けて

どーも。ファッションクリエイターの福元です。

ここ数年、スニーカーやストリートウェアのリセール市場が加熱するのに併せて、フェイク市場も拡大しているのをご存知でしょうか?

国内でもスニーカーのフェイク品が出回ることが増えてきましたが、海外では賄賂やパーツの流出など様々な問題が発生しています。

スニーカーは二次流通によって価格が高騰しているだけで、本来は安価なもの。

鑑定サービス「フェイクバスターズ」を運営する相原嘉夫さんによると。
ハイブランドは製品のクオリティが高いので、技術的に作るのが難しく、サラッと見ただけでも偽物と分かるものが多いらしいのですが、スニーカーは本物でもクオリティにバラつきがあるので付けこみやすいとのこと。

フェイクバスターズに寄せられるユーザーからの鑑定依頼のなんと40%がフェイク品で、「ナイキ」が8割、adidasとカニエ・ウエストによる「Ye」が1.5割、その他のブランドが0.5割の割合で偽物が見つかるんですって!

偽物市場も流通の体制が整っていて、工場からエンドユーザーに売られることはほどんどなく、仲介の業者が工場から大量に仕入れて、そこからマーケットプレイスで販売されているんですが。

この工場が乱立したことで、偽物工場どうしでも企業間の競争が起きて、偽物のクオリティは年々上がっているそうです。

稀に本物を作っている工場からパーツが流出して、本物と同じパーツを使った偽物も出ているとか。

そうなると、我々一般人はもちろん、プロの鑑定士も偽物を見抜くのがかなり難しくなってきますよね。。

ちなみに。
フェイク品工場が多くある中国では鑑定の文化も発展していて、鑑定士がインフルエンサーのような立ち位置になっているんですって。

鑑定士のもとに偽物の業者から「賄賂を渡すからフェイク品を本物と鑑定して欲しい」といった依頼がくることもザラにあるとか。

現状、日本ではそこまで「スニーカーのリセール市場」が大きくてないのでこういった問題は起きていませんが。

「ストックエックス」や「スニーカーダンク」「ゴート」のほかにも、中国の「ポイズン」など、いくつかの企業が日本でサービスを開始することが噂されているので。

偽物が出回る可能性が高くなりそうですね。

「フェイクバスターズ」では、フェイク工場で働いたことのある人やリセールサービスで働いたことのある人を鑑定士として採用しているとの事なので。

「自分のもっているスニーカーは大丈夫かな?」と心配になったら一度見てもらうのも良いかもしれませんね!


以上、スニーカーのリセール市場に気を付けた方が良いかもしれませんよーというお話しでしたー!

では、またねー!



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