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2022・10・7の学び「アートの流派は悪口から生まれている」

どーも。福元彩です。
AIアートを制作したり、デザインの勉強をしたり、あれやこれやとやっておりまして。
その中から、日々学んだことを共有しております。

今日は「いつの時代も新しいことって叩かれるんだよね」というお話。

昔から

19世紀後半に、マネやモネ、ルノワールなどを中心とした、アーティストグループが起こした芸術運動である「印象派」。

その名の通り、風景や人物など、画家の目に入る映像の「印象」を描き出した絵画などが特徴です。

これが広がった背景には「絵の具がチューブに入ったタイミグだった」というのが大きく関係していて。

それまでは、弟子などがわざわざ用意しないと絵の具を使えなかったので、外で絵を描くことが難しかったんですが、絵の具がチューブに入ったことによって、外に持ち出せるようになったんですよね。

そういったこどキッカケで、モネなどが風景を描くようになり、「光や空気の移ろいを感じたままに描く」ようになったことで広まっていったのが「印象派」です。

実は「印象派」というのは、「理想を綺麗に描く」という「写実主義」のそれまでのスタイルに対して、「別に綺麗に描く必要なくね?」という若干のアンチテーゼから生まれたもの。
#モネの口が悪いね

なので、写実主義の人たちからは「こんなのただ自分の感じた印象を描いただけやんかー」「もっとリアルに描けやー」といった感じで、めちゃくちゃ悪口を言われたんですってよ。
#写実主義の人たちは関西人なん ?笑

こういったエピソードから、「印象派」と名付けられたと言われているんですけど。

「新しいことに対して懐疑的なのは、今も昔も変わらないんだなぁ」と、面白く感じたんですよね。

新しいことは叩かれるけど

皆さんご存知「AIアート」の出現によって、最近また同じようなことが起きています。

先月、グラフィックアートのコンテストでAIアートの作品が優勝したことに対し、「そんなの作品じゃない!」「ダメだー!おかしいだろー!」と、クリエイターがブチ切れて大騒ぎになったことは、記憶に新しいと思います。

そもそも、人間が新しいことや知らないことにに対して攻撃的になってしまうのは、恐怖心から。

どんなものなのか?それをやるとどうなるのか?
それが分からないから怖い。だから攻撃する。

これは、人間の防衛本能からくるのもなので、仕方ない部分もあります。

でも、だからといって、新しいことに手を出さずに攻撃ばかりしてしまうのは、もったいないですよね?

分からないから、知らないから怖いのであれば、知ればいい。

だから私は、AIアートという新しいテクノロジーで表現することにチャレンジしています。

知った上で判断する。
その為にも、常に新しいことに対してアンテナを立てて、勉強し続けていくことが大事だなと。

新しいことは、いつもちょっと怪しい所からやって来ると思うので。
これからもドンドン新しいことにチャレンジしていきます!

では、また!



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