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受け継ぐ文化
どーも。145cmのパーソナルスタイリスト福元です。
SDGsやサスティナブルと騒がれている昨今。
個人的に「リペア」がもう少し広まったらいいのになと思ってるんですけど。
皆さんはどう思います?
ファッションの観点でいうと、ブーツや革靴、鞄のリペアなんかは割と利用している方も多いイメージですけど。
「洋服をリペアして着ている」という方は、ほとんどいないですよね。
イギリスのように代々受け継ぐツイードジャケットや、バブアーのようにリペア感を逆手にした考え方、それを受け入れる文化が日本にはあまり根付いていないように感じます。
そもそも。
お国柄や国民性の問題な気がしますが、日本は「受け継ぐ」という意識が希薄です。
ヨーロッパなんかは、建物を簡単に壊してはいけないので、補修して使い続けていたり。
若いモデルさんが「ひいおじいちゃんから貰ったんだ」と言ってボロボロの味のあるレザーバッグを持っていたり。
ロレックスやオメガなどのスイス時計は修理して受け継ぐのが普通です。
「受け継ぐ文化」が根付いているんですよね。
しかし、日本は戦後、「大量生産・大量消費」を目的とした工業化で発展した国です。
新しい物を好み、古い物を捨てがちな文化で、だからこそサスティナブルの意識もヨーロッパからかなり遅れてますよね。
日本は環境に対する意識や「受け継ぐ」といった概念が外国と比べてやや薄いんです。
「補修しながら使い続ける」など、長くそのものを愛用し続ける事で、それが個性になります。
ファッションはトレンドを絶対に無視できない文化ですが。
個性ある、長く愛用している物を「トレンドにマッチさせる」からこそ、その人独自のスタイルになる訳です。
どんな服を着てもどんなトレンドを着用しても「その人ならではのカッコ良さ」が醸し出せる人がいますよね。
それがまさにスタイルです。
着こなしの癖もあるでしょうし、物選びの基準もあると思いますが。
要素の一つとして「どのトレンドでも受け継ぐアイテム」があるのも事実かなと。
例えば、どんな着こなしでも同じクロムハーツのアクセサリーが胸元にある。どんなトレンドの服を着ていても足元はドクターマーチンとか。
オシャレな人ほど「あの人と言えば!」という「受け継ぐアイテム」がある気がします。
「古い物が全て」と考えを固執するのも時代遅れになりますし、「新しいものが全て」とするのもまた70点を超えられなくなります。
「自分だけのこだわり」が幾分あることで、コーディネートは更に面白くなると思うので。
リペアをしながら受け継いで使い続けるアイテムを見つけてみるのも、ファッションの楽しみ方の一つかもしれませんね^_^
以上、リペアって良いかもね!っていうお話しでしたー!
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