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1か月の先にあったもの

毎日連続投稿を始めて、この記事でちょうど30日目になった。


1か月。1か月か。
どこか他人事のようだけど、これがリアルな感想だ。


スタートラインに立ったばかりのときは、1か月先のことなんて想像もできなかった。
とにかく毎日書くことを探しては、ぴたっとくることばを引き出しからかき集め、なんとか文章に仕立て上げる。
その繰り返しだった。

1週間を過ぎた頃には、小さな自信が生まれた。
飽き性のわたしでも、続けられることがある。
何者でもないわたしの文章を読んでくれる人がいる。

きっと1か月続けた先には、わたしの知らない大海原が待っているに違いない!と、海賊を夢見る少年のような気持ちでいた。


そして今日。
待っていたのは大海原でも未知の世界でもなく、ほかの日と変わらない30日目だった。

大きな達成感を得たわけでもない。
走り切った疲労感があるわけでもない。
語彙力や文章力がアップしたなんてこともない。

今日もいつものわたしで、いつもの毎日だ。

いつものように家に向かうバスのなかで、今日感じたことをていねいにさらって、スマホで文字に落としていく。
書き終わって公開すると、だいたいバス停に着く時間になる。

きっと明日も、わたしは同じことを繰り返すんだろう。
毎日必ず目覚めるように、毎晩歯磨きをするように、毎日バスのなかでnoteを書く。

1か月継続した先にあったもの。
それは、3か月後も1年後も続く道だった。
その道がどこまで続いているのか分からない。

でも、ここまで来たから行けるところまで行って、さらにその先を見てやろうじゃないか。

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