居候系女子大生の引っ越し⓪プレゼン篇

瑆です。

私は現在、大学まで1時間〜1時間半かかる祖父母の家に居候しています。電車の接続に全てが左右される日々です。
看護実習が始まると通えなさそうなので、一人暮らしをしたくて、2回生の12月ごろから(なんならその前から、実習始まったら一人暮らししたいな〜と匂わせながら)両親に対してコツコツプレゼンをしてきました。
今回はプレゼン篇です。両親の説得に苦しんでいる方はぜひ参考にしてみては(何様?)

私の場合、
・両親が遠くに住んでいること
・大学周辺のことはなんとなくはわかるけど、具体的にどれくらい大変かとか、地名とかについてはほぼ知らないこと
という問題があったので、資料を作って電話でプレゼンをしました。

まずは、一人暮らしをしたい理由。
これは、時間がかかる、だけではなくて、具体的に一人暮らしと今の生活ではどれくらい差があるのか、を比較できるようにしました。
『学業に支障が出る』が、父親に対するキラーワード(?)なので、
実習記録に時間がかかる
→睡眠時間が減る
→でも通学に時間がかかるから早く起きないといけない
→さらに睡眠時間が減る
→実習に支障が出る
という方向で話を進めていきました。

ただ「一人暮らしをしたい」と言っているだけでは説得力ゼロです。なので、自分で調べたりして初期費用を計算して出しました。家具家電に関しては、「〇〇さんから譲ってもらえる可能性がある」など、少しでも安くなるように。
そして、年間これくらいかかるが、実習や卒論、国試の勉強のための時間をとろうと思うと、これくらいの費用対効果がある、みたいなのも入れました。

そして、家の候補をいくつか出して、だいたい大学からどれくらいの位置に下宿先があるのか、も言いました。両親は「危ない」という理由で自転車通学を反対していたため、バス通できるところが大前提。でも下宿民は自転車通学が普通だよ、なんなら雨の日もレインコート着て自転車漕いでるよ、というのもさりげなーく盛り込みました。

最後に、出てきそうな反対意見をQ&A形式で入れ、それに対する解答と根拠(根拠とか言っちゃうところ看護学生!)を書いて、スライドは完成。
ゴミ屋敷になるんじゃないかとか(片付けがとにかく苦手やから)、生活能力がないとか、一人暮らしは危ないとか、うちの両親が反対しそうなそういうことを入れた。

これを出した時の反応は、「考える」でした。
こう言ったらなんやけど、父に「考える」と言われてまともに返事が返ってきたことがなかったので、それからも定期的に電話でその話題を出し続けて思い出してもらえるようにした。
そして(よいこのみんなはこんな言い方しちゃいけない)、「お父さんの『考える』は、ほんまに考えてくれてるとは思うんやけど、具体的にどれくらいの時期に一人暮らしって考えてくれてるの?」と聞いた。本当は、「先延ばしにするための考えるなのかほんまに考えるなのかどっち?」って聞きたかったけどさすがにやめた。時期を決めないと、今から探していいところが見つかっても、押さえられへんかったら意味ないやんか、と。
そこからようやくことが進み、「時期はともかく一人暮らしはしていい」と許可をいただくことができました。


ポイントは、これを大事にしてるな、というワードを散りばめること。『学業に支障が出る』『睡眠時間が減る』などなど……親御さんによって違うと思うけど、一緒に暮らしてたらそういうのもわかると思うから、思わず反応しちゃうようなワードを随所に入れて、話を聞きやすくするのは大事やと思う。
あとは、なんやろ?できるだけゆっくり話すことと、スライドには要点しか入れないこと?その方がスライドを読み込むことに意識を向けずに、話に意識が向きやすくなるかな、と思った。

自転車、教習所と既に2回のプレゼンをしてきて、さらに実家でも自分の望みを叶えてもらうためにはプレゼン必須やったから、そこで鍛えられたのもあると思う。塾に行きたいとか、進研ゼミのこの講座を受けたいとかそういうの。

次回、内見篇に続く。

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