〇〇〇〇を隠すための正義感をもつ【女性】『自分を嫌うな』加藤諦三

「私ね、正義感が強いからすぐ上司とぶつかっちゃうの」
「責任感があるから、手抜きとか絶対むりなの」
「人に迷惑をかけている人とか許せないのよ」

こんな人、いませんか？

ちょっと態度の悪い店員さんがいると
注意をしたり、
時間に遅れた部下を必要以上に
怒っていつも細かいことをチェックしている
そんな人、いますよね？

もしかしたら、
あなた自身が正義感や
責任感を毎日背負って
苦しい日々をすごしているかもしれません。

今日は、
「〇〇〇〇を隠すための正義感をもつ【女性】」についてお話しをしようと思います。

○○○〇の答えは・・・・

　”　やましさ　　”
です。

本当の自分が私利私欲の人であり、
その”やましさ”の抑圧の結果として
正義感や責任感が強くなってしまいます。

ーーーー本文100頁より引用ーーーーー

それも無意識にそれをしている人が
大変多いです。

ある６０代の百貨店の地階で
お惣菜屋の店長をしている女性が
いました。

彼女は、いつもキビキビして
仕事をテキパキとこなしています。

彼女は正義感であふれていました。
例えば
・一分でも遅刻をすると注意をします
・廃棄になる商品を誰かがもらおうとすると怒鳴ってそれを止めます
・他の店舗の人が必要以上に割引をしたりするのをチェックしています
・何度も試食にくる少年を叱りつけます
・店員が楽しそうに話をしていると「静かに」と注意します
・地階の中でずるい人をみつけては、上司に密告しています

正義感で満ちている彼女は、
いつも孤独です。
誰からも好かれることがありません。

彼女をずっと観察していて
気が付いたことがあります。
彼女は、人一倍正義感が強いけれど、
人一倍、利害や平等さに敏感でした。

普通の人以上にやましさに
反応してしまうのです。
それは、彼女はやましさを
持っているからです。

それを悟られないように
抑圧しているのです。
その結果、
義務感や責任感、正義感が
強くなるのかもしれない。

なぜなら、私も同じような
やまさしさや、ずるさを持ち、
それをその女性の店長に
感じていたからです。

もし、自分も同じような気持ちや
意識がなかったら、
ずるい事をしている人に
興味もわかないし、
その人の行動を気にもしないでしょう。

彼女は、模範的であるのに、
どの仕事についても、
他人と紛争を起こしていました。

表面的にも自分でも
「正義感が強すぎる」から
紛争が起きたと勘違いしています。

実際は、本当の正義への意欲の
欠如を自分自身、隠そうとしているので、
ついつい他人を批判してしまうわけです。

誰にでも正義感や責任感があります。
自分自身でも、観察してみてください。
必要以上に他人を責めたり、
正義感をふりかざしていませんか？

そんな時は、立ち止まって
自分を振り返る時間をつくりましょう。

誰かに無性に頭にきたり、
イライラする時は、誰かの事でなく
実は自分の心の奥底に
原因が眠っている、、、
そんな時もあります。

そんな時は、
私に相談してください。

あなたのイライラやモヤモヤした
感情を整理して、
他人に振り回されないで
楽に生きれる準備や
きっかけ創りの
サポートをします。

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植草あや子（感情整理セラピスト）

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