見出し画像

『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』クルベウ


つらくても声に出せないあなたへ 

周りの人をがっかりさせないように、
大丈夫なふりをした。

ひとりぼっちになりそうで、
大丈夫なふりをした。

悲しみを受け入れたくなくて
大丈夫なふりをした。

倒れてしまったら
もう二度と立ち上がれないような気がして、
心の痛みに気がつかないふりをした。

心のよりどころがない人はよく大丈夫なふりをする。
自分が倒れても、
抱き起こしてくれる人なんていないと思うから。

つらくてもつらくないかのように。
悲しくても悲しくないかのように。
大変でも大変じゃないかのように。
そして自分で自分を苦しめる。

考えすぎるのをやめられず、
他の人々に至らない姿をみせないように
がんばり続ける。


一見つらいことなどなさそうに見えて、
何だってうまくやり遂げられそうに、
大丈夫そうに見えるのに、
心は大丈夫じゃないことが多い。

一生懸命がんばっているのに、
いくら必死に生きても幸せを感じられないとき、
私たちは不安になる。
どこを目指して生きればいいのか、
わからなくなってしまうから。

道に迷ってしまったような気持ちで、
どうすれば幸せになれるのかわからない。

不安の中で、虚しさと孤独に出会う。

大丈夫なふりをしてしまう人には、
「支えとなる場所」が必要だ。

誰かが自分の心を認めて
くれるだけで、大きな助けになる。
力を抜いて、
ありのままの自分の姿で
休めるようになる。

あなたがあらゆる瞬間を
本当にひどく傷ついているにもかかわらず、
なんでもないようなふりをして生きてきたとしたら、
きっとすごくつらかったことだろう。

この本に収められた話が、
人知れず苦しんでいたあなたの心に寄り添って、
不安な気持ちを癒すことを願う。

今はまだ遠くにある未来のことを
心配しすぎないで。
大丈夫、雨はいずれやむ。
明日になれば、
待ち望んでいた花が咲くだろう。


=============はじめにより  引用


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

★感情整理セラピーに興味のある方は、
下記のアドレスにお問せくださいませ。

植草あや子(感情整理セラピスト)

★お問合せ先
ears@watashi-yes.com
お試しカウンセリング 無料面談受付中 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?