ギターのボディ材の話(偏見)

五十嵐です。
昨日書いたkieselの話に被るような被らないようなお話です。

ギターという楽器は木材にパーツを乗せている構造になっていますが、みなさまはその木材の種類などは気にしていますか?
木材は重さやサウンドの傾向を決める重要な部分となっております。
今回は、自分の持っているギターに使用されている木材を、独断と偏見で紹介していこうと思います。主に7弦で使ったらどうなん?てとこを書きます。

①アルダー
この材を使用したギターが多い気がする、メジャーな木材。
さまざまな材と比べ、音質にクセが少なく扱いやすいイメージ。
7弦に使用されることもありますが、よく使用されるアッシュ材と比べてかなり重心が低くサウンドがピーキーになりすぎず扱いやすい7弦のサウンドになります。
さまざまなジャンルで7弦を使いたいんだけど!?という人はアルダー材を使用しているモデルをぜひ弾いて欲しいです。

②バスウッド
これ、ギターくらいにしか用途がないらしいですね。アルダーと並んで使用されているモデルをよく見ます。
結構軽量な個体が多く、取り回しが良くなる印象。
アルダーとよく比較されますが、アルダーよりも重心が上にある?ように聞こえ、ロー感が物足りないと感じる人もいるかも?
少しクセがあるなーと感じました。
ローステッドメイプルのネックと合わせると、いい感じにミッドがフォーカスされて枯れ感がでたので相性がいいのかもしれません。Suhrとか最近この組み合わせ多いですね。

③アッシュ
最近数が取れなくなってきており、フェンダーでもリミテッドや記念モデル等、特別なモデルにしか使わないよ!って言ってる木材です。
重量的には結構軽量な木材で、前所有してた7弦は3.02キロとアホみたいに軽かったです。
サウンドとしてはめっちゃくちゃクセが強く、音が硬くブライトになる傾向があり抜けが良い印象。
ピーキーであるが故にオールラウンドとはいきませんが、ピッタリハマればこれ以上ない!ってくらい合うサウンドになります。
私はクセが強いが故に音作りが難しくてアッシュ材の7弦を手放した経緯があり、アルダーボディの7弦が大好きになりました。
唯一アッシュ材のストラトを所有してますが、鈴鳴り感が気持ち良く、リードでも抜けが良いので気に入っています。(矛盾)

④マホガニー
言わずもがなレスポールやPRSに使用されている木材です。
SGやMiraなど、ボディが薄めのモデルは軽かったりもしますが、レスポールなどはウェイトリリーフが無いと結構重くなっちゃったりします。
サウンドはどの木材よりも重心が低めですが、その分極上の太く甘いトーンを出してくれます。
ハムバッカーのブリッジポジションで出すクリーン、めちゃくちゃすき。
7弦だとローが暴れ気味になりますが、デスコアとかやりたかったらめっちゃハマる出音な気がします。ゲイン高めのセッティングも相性が良かったです。
6弦だとマホガニーがすち。

以上、大体有名どころは紹介したのではないでしょうか。一応弾いたことがない木材は紹介していません。
あくまでも一個人の意見なので鵜呑みにすることはせず、参考程度に留めて欲しいです。実際に自分で弾くのがいちばん!
また、ネックとの組み合わせ、トップ材の有無でも大きく変わるのでギターは奥が深いです。
個人的にはブラックリンバとか気になってるので、いつか弾いてみたいなーと思ってます。

じゃあね!
















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