こころの中にベルセルク
ここは俺の戦場だ 行け
お前はお前の戦場に
漫画ベルセルクのロストチルドレンの最後のシーン。
閉鎖的な村から抜け出したくて
自分を連れて行って欲しいという少女に
主人公が向ける言葉。
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ケータリングや、レンタルスペースの運営。
あるいは講義や栄養指導。
きっとそのほうが楽しいから、手伝ってよ!と、友だちに声をかける仕事とまた違う、自分にしかできない分野。
ふだんたくさんのひとに囲まれているぶん、影濃く孤独を感じる瞬間がある。
日常生活においてはまったく使わないであろう厳めしいこの言葉は、そんなときの、お守りの言葉。
そうこれは、ほかのだれのものでもないわたしの戦場なのだと。
そして、戦場はだれしもにある。
社会、学校、職場、あるいは家。ときには夢。
となりの芝は青く見えるように、
向き合うべき戦場に向き合うひとの姿は勇ましく見える。
たとえそれがデスクだとしても、キッチンだとしても、ガレージだとしても。
戦い抜いたその先は、またひとつ成長した自分がいるだろう。いて欲しい。
戦場という言葉は強すぎるので自分のなかに秘めているが、自分の言葉として外に出すときはこうに言っている。
「わたしにはわたしの旅がある。」
「たまたま今暮らしが重なっているだけ、それぞれの道をゆくでしょう。ならば残るものがあって欲しい。」
ね、聞いたことがあるでしょう。
それらはわたしの中のベルセルク。
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