「あぁ地獄」なんて本当に地獄を知ってる人は言わないよ。

今日はショートに。

前の会社の部下の、あそちゃんは、いつも仕事を丁寧に、かつ迅速にこなしてくれる、とても信頼できる人でした。

彼女はできる人だったので私は彼女に対して、厳しく接する必要もなく、一定の距離を持って、でも好意を持って接していたの。

でもね。

ある日、トイレに行く途中、お茶室近辺から偶然に、彼女が同僚（山田ちゃん）に言っている私の悪口が聞こえてしまったの。

山田ちゃん：「今日、たまたま早く会社についてしまって、仕事を片付けようとしたら、社長（=あやこうじ）がもう来てたのーー（涙）辛かった。。。」

あそちゃん：「え？？？何か用事を言いつけられたの？　そんなことがなくてもオフィスに二人って可哀想すぎる。あぁ、地獄だったね。」

山田ちゃんも私の前ではニコニコタイプ、あそちゃんも同様だったので、この二人の会話が聞こえてきた時には我が耳を疑った。

「やばい、これ以上は聞きたくない」とその場から逃げ出したんだけども。

なるほどね（ガックリ）

そっか。
彼女たちの、ニコニコ笑顔は全部作り物だったのかー（もっとガックリ）

なんて考えると、
やはり胸はめっちゃ痛むわけです。

つい。
つい。

「忙しいだろうなぁ」と思いつつ、
のだちゃんにメッセージしてしまった。

「私と早い時間にオフィスで二人きりになった社員がいたのだけどね、私との二人きりの時間について、地獄だったね、って言われたの（涙）
地獄って...正直めっちゃショックでさ。。。」

そしたら冒頭のセリフです。

「あぁ地獄」なんて本当に地獄を知ってる人は言わないよ。

まだ二人は経験値が高くないだけ。
目につくものについて文句を言って自分を守っているんだよ。

そんな風に使われた「地獄」を、悪い言葉を
あやこうじちゃんが心を痛めて気にする必要ある？

はい、いつもの通り、この短く大きな回答に救われた私です。

それから、しばらくして私は、
この会社の社長を辞めたので、当然、この二人は

「セーセーしたー！これで、あやこうじに会わなくて済む！」

と思ってると、思ってたんだけど、違ってた。

あそちゃんも山田ちゃんも、
私が次に糀の仕事を始めたら、なんとお買い物客として、会いに来てくれたのです。

SNS見てます！
頑張ってください!!

とピカピカの笑顔で!!!!!

あの時に、のだちゃんが大きな心で諭してくれてよかった。

彼女たちの再会の嬉しい言葉を、そのまま100%素直に受け止めることが出来たから😄

この記事を読んでくださる方の中には、人からの中傷を浴びて、心傷ついている方がいらっしゃるかもしれません。

でも、未来に私のような驚く再会があるかもしれません。

自分を責めず、相手を責めず、今は忘れてしまうことが出来ますように。