ブーメランに気づく
今日はエッセイ風✏️
私は『ネギ』が嫌いで食べられない。
ネギの風味を感知すると、嗚咽してしまう。
トーストを食べたら変な味がしたので、切ってくれた人にたずねると、
『数時間前に玉ねぎを切ったまな板の上でパンをカットした』らしい。
もちろん、まな板は洗ってある。
オニオンスライスを考えた人を呪う。
小学1年生の頃、担任がこんなルールを作った。
ネギが嫌いな私はその通りになった。
ふと、妄想してみる。
担任はきっと
『嗚咽するほど苦手な食べ物』が無いのだろう。
だから、人の気持ちが想像できないのだ。
例えば、『パクチー』が苦手な人は割と多い。(私しらべ)
担任もパクチーが苦手だったとする。
担任に『私のネギ嫌いを否定しますが、先生もパクチーが嫌いですよね?』と言ってみるとする。
そうすると担任はちょっと考えてから、
『パクチーは一般的ではないから、あなたのネギ嫌いとはちょっと違うのよ、とにかく給食は残しちゃいけません』
とかなんとか言うかも知れない。
妄想おわり。
『逆の立場ならどうなのか?』を考えないのは、都合が悪いから。
あと『自分が正しい』と思ってるから。
こういう『えー??』みたいな理不尽なことは、小さい頃から今まで生きてきた中でめちゃくちゃ体験してきた。
(そこにアンテナを張ってるから、見つけてしまうというのもある)
そこで私は言いたい。
それは巨大ブーメランになるよ。
自分にも同じような部分が1mmも無いと言えるの??
今まで一度も無かったと言えるの??
例えば、こんなこともあった。
私は道産子なので新幹線にうとい。
実は『ひかり、こだま、のぞみ』を速い順に言えない。(多分のぞみが1番速い)
というか、乗り換え案内で検索して、都合の良いやつに乗るので、あまり気にしていなかった。
ある時、この事について、『常識がない!恥ずかしい』と言った人がいた。名古屋が地元の人だった。
そこで私は『じゃあ、東北新幹線を速い順に言ってみてくれる?』と言った。
その人は答えることができなかった。
他人を馬鹿にする、否定すると、
『自分も馬鹿にされても否定されてもOK』となる。
言葉はブーメランになるので気をつけた方がいい。
もちろん、私も含む😆
あと、気が遠くなるくらい先祖を辿ると、全ての犯罪をやってる、網羅してるはず。
先祖の中には、知的、精神的、あらゆる疾患を持った人がいる、網羅してるはず。
他人の家庭を、一族をバカにすることは出来ない。
自分の一族は1mmも曇りが無いのか。
人を殺していないか、レ◯プ犯がいないか、サイコパスがいないか、売春婦がいないか。
さかのぼれば、多分いる。
地球ができた、46億年前から現代に至るまでのすべての先祖を振り返ってみれば、『全てを網羅』しているはず。
そう思うと、他人をとやかく言うことはできなくなる。
…と、思った。
ayaco🧡
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