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苦手なことは自分の幅を広げてくれるけれど、さっさと異動した方がいいこともある。

苦手なこと・嫌なことは、自分を成長させてくれることがある。
その一方で、どうしようもなく苦手なことは、続けることで傷口が広がることも。長期的に見てプラスにならないと判断したら、さっさと異動するのも選択肢の1つ。

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「自分にだけ当たりがキツイ人がいて困っている」というあなたのために、連載形式で記事を書き綴っています。

前回の記事はこちら。

職場で自分にだけ、ちょっと冷たい態度だったりする人はいませんか?

嫌味を言われる、言い方にトゲがある、いちいち細かく注意してくるなど、そういう原因の一つに、仕事環境が自分に合ってないという場合もあります。

(合わない場所にいるから、仕事がうまくいかず怒られてしまうということですね)

自己啓発やカウンセリングなどでは、「嫌なことはやめましょう」と言われることがありますよね。

これはこれで正しいと思うのですが
嫌なこと・苦手なことをやるべきか、それともやらずに済むように工夫するか。悩ましいところですよね。

自分の苦手なことって、単に経験不足のこともありますし、やってみたら案外できたなんて経験をされたことのある人もいるでしょう。

苦手なことは、自分の幅を広げて成長させてくれるものであることも多いです。

私自身も、嫌だな~苦手だ~と思っていたことを、しぶしぶ取り組んでみたことで、経験値が増えて結果良かったと思ったこともたくさんあります。

ただ、周りの人やクライアントさんなどを見ていると
そうも言ってられないケースもあるなと思います。

例えば、発想力の豊かさが武器の人が、ガチガチに管理される職場にいたとしたら、きっと息が詰まってしまうでしょう😢

本来であれば、発想力の豊かさを生かして、実行力のある人・具現化が得意な人と組むことで、アイデアが生きてくると思うのです。

以前、私が会社員だった頃に、希望を抱いて元気よく入社した同期が、2~3年経つ頃にはみんな目が死んだようになっていったのは、私としては悔しく思いました。

裏方で力を発揮するタイプの人なのに、最前線に立って冷や汗をかいていたりする人もいて、もっとみんながそれぞれの個性や長所を発揮できるような場所にいけたらいいのにな…感じたんですね。

この時感じた、「個性も才能もあるのに、もったいない!!」という感覚が、私のカウンセラーとしての原点の1つになっているように思います。

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とはいえ、誰か一人が辞めたとしても回っていくのが会社という組織です。

(会社は、人に依存していては何かあった時に対処できないから、マニュアルがあり、そうやって誰がやっても同じクオリティになるようにするものだと思いますが)

組織である以上、人材に余裕がないこともあるでしょうし、それぞれの個性を生かす配置というのが、理想論なのかもしれませんけどね。

でも自分の身は自分で守ることも大切ですから。

苦手なことを一生懸命やってみてもよいですが、傷が広がるようであれば、異動希望を出すなどして、さっさと職場環境を変えてしまったほうが良いこともあります。

それは逃げではなく、ただの方向転換です。
「自分が良くないんだ」って引け目を感じる必要はないですからね。

環境が変わるだけでも、「えっ?! こんなにラクになっていいのかな?」と驚かれる人も多いですよ。

苦手なことをやるべきか、それとも回避すべきか。
その見分け方はどんなふうに考えたらいいでしょうか?

私の場合は、苦手なことにチャレンジするのなら
「長期的に見てプラスに働く可能性があるのか?」を考えてみるようにしています。

もしプラスになる可能性あり!と思えば
苦手でも取り組んでみますし、全然プラスになる気がしないのであれば、やらなくて済むように知恵を絞ります。

苦手なことをどう考えていくか。
ぜひ、あなたなりの考えを見つけていただけたらと思います。

今日も、最後までお読みいただきありがとうございます!
読んでくださる方がいることが、とても励みになります💖

それではまた^^

心理は本当に面白い! 人間関係を味方に付け、大切なパートナーと親密に。人生全体の”質”を上げていきたいあなたのお役に立てたらうれしいです^^