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about me|ままとして留学に帯同して<アメリカ東海岸・留妻編>

こんにちは、claraです。

今回は現在の私の生活であるアメリカ東海岸編。
3月末から1ヶ月の一時帰国を経てから今度は夫の留学に帯同するべく、家族4人でアメリカ東海岸のマサチューセッツ州に渡りました。

みなさんは「留学妻(留妻)」という言葉を聞いたことがありますか。
どうやらネット界隈では駐在に帯同する妻を「駐在妻(妻)」、留学に帯同する妻を「留学妻(留妻)」というみたいです。

駐妻に関する発信はよく見かけますが、留妻の生態についてはあまり多くは語られてない気がしました。この度、私もそんな「留妻」となり、また1つ自分の世界が広がった気がします。

東海岸での生活はまだはじまって日が浅いので、短く3つに分けて掻い摘んで書いていきます:

留学帯同パートナー(Significant Other)という存在

夫が通う大学院では世界中から学生が留学生として学びにきています。

そんな大学院では学生本人だけではなく、その学生のパートナーであるSignificant Other(通称SO)や家族も学生本人の「生活」や「Well Being(健康)」を支える大事な存在として大学院コミュニティの一員として認識されています。

家族も一緒に連れてきていいよという交流イベントがあったり、学生本人とは別にSignificant OtherのためだけにIn Personで説明会やWelcome Receptionを開催してくれることで、パートナーの学業を理由に新しい環境に来て「孤独」や「不安」になりやすいパートナーや家族のこともしっかりとサポートしている学校には本当に感謝しています。

この学生のパートナーや家族を学校にとっての「大事な存在として認識する」という点は駐在妻という立場で渡米したときと大きく違うと感じました。

駐妻(夫)に対しても夫(妻)の会社側が同じような認識を持ち、生活の保障制度のみならず、もう少しソフト面(精神面)のサポートをしてくれれば夫の駐在に帯同するために急に仕事を辞め、急に「〇〇の妻」としてのアイデンティティーしか持たなくなった私も「孤独」や「大きな不安」を感じずに駐在生活を過ごすことができたのではないか…なんて考えてしまいました。

Significant Otherと一口でいっても本当に様々な方とお会いしました:
夫や妻に彼氏彼女、ともに大学院に通っている夫婦、仕事を休職して3人のお子さんを連れて帯同しているまま、自国でフルリモートで仕事をしながら帯同しているワーママ、留学のために米国内に転籍をして家族を連れてきたワーママ、自国で働き・生活を続けながら休みを取って会いにくる夫や妻…

学生が75ヶ国から集まってきているだけあって、本当にいろいろなパートナーや家族の形、生き方があると今回身をもって気づかせられました。少し大袈裟かもしれないけど、「そうだよね、生き方って1つじゃないよね、どう生きるかに正解なんてないんだよね」と。

留学帯同家族のサポートシステムについて

夫の学校の留学帯同家族のサポート体制がものすごくしっかりしている印象です。

夫の修士課程の参加学生のみならず、大学全体の博士課程、ポスドク(博士課程修了後の任期付き研究職 Postdoctoral Fellow/Researcher)、客員研究員(Visiting Researcher)等全ての帯同家族を支えるサポートシステムがあり、各種相談窓口があったり、定期的にいろいろな交流イベントがあったりします。

私はこの度、夫の修士課程プログラムに参加している学生のSignificant Otherや家族向けのイベント企画を行うCommitteeに参加するべく、手を挙げました。幼少期の海外生活・駐妻を経験したことのある私だからこそ分かること・共感すること・できることがあるのではないかと思っています。

留学帯同家族間の絆

夫の学校のキャンパス内に学生寮がいくつかあります。学生寮に入寮する選択をする家族もいれば、抽選に漏れて自分で住居を探す家族、最初から自力でキャンパス外に住居を探す家族もいます。

学生同士の絆はもちろんですが、留学帯同家族間の絆も強いです。
学生寮に入寮している家族間の絆はとくに強いと感じました。
ちょっぴり羨ましくなるくらいに。

留学帯同生活についてもこれから少しずつ記事を書いていけたらと思います。


アメリカ東海岸編いかがでしたでしょうか。

今回で一通り(全6回)、現在に至るまでの私の自己紹介が終わったので、次回からはもう少し軽く書ける、軽く読める記事を書いて行こうと思います。

イギリスとアメリカの比較、アメリカの西海岸と東海岸の比較、昔の駐在生活と現代の駐在生活の比較、駐妻vs.留妻… もうすでにこれから書けそうな記事がいくつか思い浮かんできています。

もしよければそれまで今までの記事を読んでいただいたり、フォローをしてお待ちいただけたら本当にうれしいです。

みなさまにこちらの記事を少しでもお楽しみいただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます♡

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