【海外生活】SNSとの付き合い方を考える
こんにちは、claraです。
今日はSNSとの付き合い方について。
みなさんはどのようにSNSと日々付き合っていますか?
今でこそ周りを気にせず、好きなものをSNSに投稿できるようになった私ですが、私にもSNSを見るのがものすごく辛い時期がありました。
第一子出産後の私
私は周りの友達よりも少し早く結婚、出産を経験しました。
妊娠当時、夫はアメリカ西海岸に1年間の研修で派遣されていました。夫は出産予定日には日本にいるように夏休みも調整していたのですが、予想外に急にお産が進み、予定日よりもだいぶ早く生まれたので立会いは叶わず。慌ててフライトを手配し、生まれた翌日には日本に帰って来てくれました。
ほっとしたのは束の間、夫の夏休みはあっという間に終わり、私は「はじめての育児」という先が見えない、真っ暗な道を一人で歩むことになりました。
一番隣にいてほしいひとは太平洋の反対側に…
育児って2人でするものじゃないの、なんで私は1人なの…。
そんな気持ちでいる中、開くSNSは本当に地獄のようなものでした。
長男は夏生まれなので、当時周りの友達は夏休みの投稿をしていたな、と今でも覚えています。
「○○へ旅行にいってきまーす!」
「ひさしぶりにみんなで集まった! 夏休み最高!」
「がんばった自分にご褒美! ○○買っちゃった!」
みんな社会人生活にも慣れはじめ、仕事の回し方を覚えてはじめての昇進があって、お給料も上がってくる頃でした。
子育てをはじめると一旦社会から断絶されたように感じるとはよく言いますが、周りに出産した友達もおらず、子育てで忙しいと思うからと友達からも気を遣われて集まりにも誘われなくなって、急に「孤独」になりました。
そんな中、社会との関わりがどうしてもほしくて手にしてしまうSNS… 夜中も授乳するために頻繁に起きて睡眠不足で身体もボロボロの中、SNSを見てどんどん心もボロボロになっていったような気がします。
このときはただただ辛かったです…。
アメリカ生活開始後の私
念願の家族3人揃っての生活! と思っていましたが、ここに来てもSNSと私の間に一悶着ありました。
アメリカ生活をはじめた最初の数週間は長期の旅行に来たような感覚があり、何を見てもどこに行っても新鮮! 毎日楽しい! みたいに感じていましたが、それが徐々に日常に変わると急に「孤独」を感じるようになります。
そんな時期にSNSを開くと新しくフォローしはじめた先輩駐妻たちのキラキラ投稿に、日本にいる友達たちの楽しそうな投稿の数々…。
私は一時期「いいね」すら押せなくなってました。
周りの駐妻たちもこんなにキラキラした毎日を送っているのに私は何をしているんだろう…。
もともとの性格もあるとは思いますが、SNSをやりはじめてさらに拍車がかかってしまった悪い癖。どうしても周りと比べてしまう自分がいて、このときも辛かったです…。
現在の私
留妻となった今。
今の私はSNSをほどほどにしています。
自分が発信したいときに発信するし、周りの投稿は見たければ見るし、見たくなければ見なくていい、そんなスタンスです。
ひとと比べてしまうなら比べないように工夫をしないと、過去の辛い経験から私はそう学んだ気がします。
もともとは日本に本帰国するからイギリスの友達と連絡を取り続けるためにはじめたSNS。今思うと、そのSNSにいつの間にか1日に何時間もの大切な時間と自分のものの見方さえも乗っ取られてしまったような気がします。
私は寝る直前と起きてからしばらくは見ないようにしています。これをすることで少しはリラックスして入眠することができ、朝の目覚めも良いです。
周りの投稿を全部見なかったとしても、見逃してしまったとしても世界の終わりじゃない、そう思えるようになっただけでも日中、自分の気持ちを保つことができるようになったと感じます。
いかがでしたでしょうか。
海外生活を送る中でSNSは情報収集や出会いに欠かせない便利なツールでもある一方で、心が病む大きな原因にもなりうる、諸刃の剣です。上手な付き合い方をしていきたいものです。
まだまだライターとしては駆け出しですが、もしよければ「スキ」や「フォロー」をいただけたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございます♡
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