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マレーシア旅行4日目-偏食娘にブチギレ&科学館-

3日目の続き


科学館にいく計画を立てる

マレーシア滞在4日目は前もって予定を入れず、天気や子ども達の様子を見てから、何をしようか決めるつもりだった。

お天気もよく、家族みんな体調もよく元気だったので、子ども達が楽しめそうな科学館へ行くことにした。
(昨日の観光ツアーは子どもにはやや退屈だったようなので、今日は子どもファーストで)


昨日は遠くから見ただけの、ツインタワーの中にペトロサインスという科学館があって。

マレーシアの国営石油企業である、ペトロナスが作った施設だそう。

9:30オープンなので、それくらいに到着するようGrabで移動したのだが。

チケットを購入してる時に、長女が「お腹すいた〜」と。

まだ9時半なのに、もうお腹すいたってどういうこと?!朝ごはんちゃんと食べないからでしょ!!

これにはさすがに私もイラッとした。


ツインタワー内のフードコートからの眺め


朝ごはんは一応、子ども達が食べれそうなパンやフルーツ・卵を用意しておいたのだ。

しかし、長女が食べたものといえば、スイカとゆで卵の白身くらいで。

(長女は卵焼きなら丸ごと食べるのに、ゆで卵だと黄身はいつも残す。しかしエアビーの宿に油や調味料はなかったため、ゆで卵しか作れなかったのだ。)


日本ではいつも朝食にパンを食べてるので、マレーシアのコンビニでも食べてくれそうなパンを探したのだが。

ココナッツ味がとか、ツナ味とか、何かしら味付きのものばかりで、プレーンなパンが見つからない。

食パンも日本で売ってるような、真っ白で精製度の高い小麦粉だけを使ったものは見つからず、ブラウンのものしか見当たらなかった。

一応味にクセのなさそうなポテトパンと食パンを購入したが、長女はそれらを少しかじっただけで、「もういらない」と食べなかった。

なのに、これから科学館入るよ~というタイミングでお腹空いたって!

でも空腹で科学館回るのは無理だろうから、仕方ないので、同じタワー内のフードコートで先に腹ごしらえをすることに。


フードコートで偏食すぎる娘にキレる

フードコートには店舗がかなりたくさん入ってて、マレー・中華・インド料理の他に、韓国料理や日本の鉄板焼・カレー屋もあった。

なんでもいいから食べられそうなものを自分で選んで、と長女と全てのお店を一通り見て回ったところ。

長女はお粥がいい、と中国粥のお店を選んだ。

メニューを見ると、お粥に何かトッピングしてるものばかりなので、プレーンはないかと店員さんに尋ねた。

トッピングなしのプレーンにすることはできるけど、それでもシーフードは少し入ってるよ、と言われたが、まぁ少しなら食べられるだろうと注文した。

ところが、そのお粥を長女が一口食べたら、首を横に振って「いらない…」と。


私が味見したところ、具はわずかに白身魚の破片が入ってたくらいだが、魚介だしの風味と塩味が少しついていていたのだ。

「もーっ!お腹空いたって言うくせに、あれ食べないこれ食べないって好き嫌いばっかりして、じゃあ一体何食べるのよ?!」
と私もややキレ気味に怒ってしまったのだが。

それでもお粥に手をつけず、下を向いて黙る長女。 

長女は普段から味にうるさくて、一口たべて彼女の口に合わないものは頑として食べないのだ。

例えば唐揚げでも、あのお店のは食べるけどこのお店は食べないとか、同じ種類のパンでもメーカーによって食べたり食べなかったりする。

結局フードコート内のお店でバナナを見つけたので、2本買って娘たちが1本ずつ食べた。(長女は本当はバナナがあまり好きではないので、彼女にとっては食べ物がない状況でのかなりの妥協だ。)



偏食家の娘たちの食べものを探し回るのが本当にストレスなんだけど!と母に愚痴ったら。

「あなたは海外に来てグルメを楽しもうっていうテンションだけど、子ども達は別にグルメを楽しみたい気持ちで来てないからね。

この子達は普段通りの、いつものご飯が食べたいというのは自然な気持ちでしょう。

旅行中だけ好き嫌いがなおるわけないじゃない。」

となだめられた。

まぁ母の言うことも、もっともなんだけど…。


とりあえず腹ごしらえもしたし、気をとりなおして再度ペトロサインスへ!


ペトロサインス

最初に娘たちが気に入ったのはこれ!

大きいドライヤーの風でボールを浮かばせ、輪をくぐららせるもので、長女はハマって何回もやっていた。


かなり広くて、いろんなエリアがある


地球の自転・公転を学べるこの円盤も気に入ってた。

回ってる円盤の上に、
回転してる輪っかを乗せても落ちない


床のスクリーンに映るボールでサッカーしたり


ちびっこが遊べるゾーンもある


黄色いベルトコンベアー的なのにもハマる


ここでは、紺色の大きな袋に両脚をいれて滑る

このすべり台は身長制限があって、次女はできず。

長女はスピードが出て楽しいのか、気に入って何回も滑ってた。


塗り絵したものがスクリーンの画像に取り込まれるのは、チームラボと同じ。

自分の描いた絵をスキャンすると、画像上で動く



このペトロサインスでも特に有名なのは、この恐竜ゾーン!

卵から孵化した赤ちゃん恐竜もいる

なかなかリアルで、迫力があった。


実験ショーコーナー

実験ショーもやってるようだが、時間が合わず、今回は見れなかった。

日本の科学館の実験ショーは大好きな娘たちなので、マレーシアの実験ショーがどんなのか、興味あったんだけどなぁ。


ショベルカー体験コーナーと、マグネットの動かせるピタゴラスイッチ的なものも気に入って、試行錯誤して遊んでいた。

3時間近く楽しんで、ペトロサインス終了。子ども達の満足度はかなり高かったよう。

ここは子連れにはかなりオススメのスポットだ。


お腹も空いたし、遅めのランチを食べにいくことに。

しかし先程のフードコートに行っても、娘たちの食べれるものはどうせあまりなさそうだしな~、どうしようかな〜と考えていたら。

そういえば、このタワーには伊勢丹も入ってるんだっけ。伊勢丹なら日系だし、日本食を買えるんじゃない?と探しに行くことに。


伊勢丹のデパ地下ゾーンには、日本で売ってるまんまの弁当やらがズラリ。

日本のパン屋もあり、ラインナップも日本そのもの。

大喜びした長女は、日本のパン食べたい!普通の食パン買って!焼き鳥も欲しい!とテンションマックス。

食パン、ワッフル、ドーナッツ、焼き鳥、鮭弁当など、娘たちの食料を調達してから、再び朝行ったフードコートへ。


マレー風かき氷は美味しかった


娘たちは久しぶりに日本食が食べられて、とっても満足そう。

今回の経験からの学びは、我が子の食生活を変えるのは無理なので、日本食を持参or調達する必要があるということだ。

母は日本風のカレー屋さんでカレーを注文したが、食べてみたら日本とは微妙に味が違うとのこと。

私も味見したら、確かに少しシャビシャビしてるような、スパイスも現地風にアレンジされてるような感じがした。

昼食後はペトロサインスと同じ階にあった、紀伊國屋書店へ。


紀伊國屋書店

クアラルンプールの紀伊國屋は、めちゃくちゃ広くて、英語はもちろん、中国語や日本語の本もかなり充実していた。

日本書コーナーだけ見ても、イオンに入ってる普通の日本の本屋さんより品揃えがいいくらい。

さっそく次女が「これ読んで〜」と持って来た分厚いポケモンの本。

サトシの顔が変わったと思ってたけど、
こんな変遷があったのね。よく見たら服も違うし。


中国語コーナーにもポケモンの本があったので、やはり世界中で人気なのね〜。

この後子ども達は日本書コーナーで次女は絵本、長女はコナンの小説を読みふけっていた。


私が個人的に気になったのは、知育コーナー。

ここでは公文の品揃えがかなりよかったが、英語版の公文だと、フォニックスとかSTEMをテーマにしたワークブックとか、日本にはないシリーズ展開があるのに驚き!

内容も良さげだったので、日本でも同じの売ればいいのに…と思った。
(公文ワークブックはとれも日本円換算で1冊千円以上するので、日本のよりやや高め)


KLCC公園

夕方になってきたので、暑さも和らいだかなと、ツインタワーを出てKLCC公園へ。

近代的な高層ビルのすぐ隣に、ジャングルのように緑が生い茂っていて公園や水遊び場があるのが、すごくマレーシアっぽいなと感じる。

クアラルンプールは大都市だが、本当にどこに行っても緑豊かで気持ちがいい。

遊具で30分ほど遊んだら、長女が暑い!もう帰りたい!というので宿へ戻る。


おひとり様ご飯

宿に戻ったら、またまたプールに入りたい!という娘たち。

本当に毎日プール三昧で飽きないねぇ。

娘たちを母にお願いし、私はひとりで前に一度行ったアロー通りへ夕食になりそうなものや果物を購入。

でも実は、私は泊まってるとこから徒歩数分のところにあるかわいいレストランが気になっていて。

ニョニャ料理(中華とマレーの融合)のお店なのだが、娘たちはまず食べない。

そして、母もこういう料理がそんな好きなわけでもないようなので、買い出ししたご飯を部屋に置いて、一人ご飯することに!

Sarang Cookery 外観もセンスがいい

子ども達と離れて、貴重なおひとり様タイム。

全体的に優しいマイルドな味で、フレッシュハーブのたくさん入った混ぜご飯のようなものがとても美味しかった。

お店の方もフレンドリーで、期待通り素敵なお店だった。


これでクアラルンプール観光も終了。

明日は飛行機でランカウイ島に移動だ〜。



つづく↓


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