2022旅行記④ 大阪
少しとんでしまったが、今年の旅行記シリーズの続き。
6月に夫の大阪出張があったので、家族旅行も兼ねて子ども達と一緒についていくことに。
夫の仕事中は、私と子ども達で中之島エリアで遊び、仕事が終わった後に夫と合流というプラン。
大阪市立科学館
比較的年季の入った施設で、広さもそこそこ、といったところ。
そこまで期待はせずに入ったが、案外展示や子供向けのプラネタリウムは良かった。
私の住んでる街にも、わりと新しくて規模の大きい科学館があるけど、同じテーマでも切り口が違ったり、展示方法が異なったりするので、新しい発見がいろいろあった。
プラネタリウムはいくら映像がきれいで迫力があっても、解説が退屈だと高確率で私は寝てしまうし、子どもも退屈してしまう。
しかし、ここのプラネタリウムでは毎日幼児向けの回が上映されていて。
子どもに慣れた感じの話し方で、優しいお姉さんが解説してくれるのはポイントガ高いなと感じた。
この時は七夕にからめたストーリーと星座の解説だったけど、子どもがとっつきやすい内容でとてもよかった。
実験ショーでは夏だったのもあり、花火を使った実験をしていた。
水の中で花火は燃えることができるのか調べたり、いろんな炎色反応を見たり。
科学館なんてどこも似たりよったりだろうと思ってたけど、細かく見るといろんな違いがあっておもしろい。
全国科学館めぐりも楽しそうだなぁと思った。
こども本の森 中之島
うちの娘たちは本が好きなので、科学館の近くで良さそうな本屋はないかとGoogleMapで調べていたら。
なんと、もっといいところを発見!
安藤忠雄氏が大阪市に寄附したという、こども本の森。
この施設では、本の貸し出しはしてないけど、子ども向けの多様な本をじっくり読める。
そういえば、ネット記事で前にこの施設を見たような記憶が…と思い出し、安藤忠雄さんの建築というだけでも行く価値はあるので、科学館の後にGO!
予想どおり、洗練されてて、それでいてあたたかみのある素敵な空間だった。
ただ、ビジュアル的に映えるのはいいけど、子どもたちにはとうてい手の届かない、高所にある本を読みたい時はどうするんだろう…と思っていたが。
どうやら下の本棚に同じ本がきちんと置いてあるらしい。
ここは図書館と違って、本が借り出されないので、シリーズものとかがちゃんと揃ってる点もよかった。
私が面白いなと思ったのは、本のジャンルわけが「うんち」とか「きれいなもの」とか、個性的なところ。
子供目線で、思わず興味をそそられるような分類になってるんだろう。
一日中、思う存分に本が楽しめるこの施設。
予想どおり娘たちも気に入って、閉館までいろんな本をとっかえひっかえ楽しんでいた。