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最高のベビーシッターさん

我が家には2年以上、ずっとお世話になっているベビーシッターさんがいる。

子供たちはそのシッターさんが大好きで、本当によく懐いており、毎月定期的に来てもらっている。


子どもたちのご飯作りをお願いすることも多いのだが、長女なんて、シッターさんのご飯の方がママのより美味しいと言ってるくらいだ(笑)


実際シッターさんは料理上手で、さらに子どもが喜ぶように、いつも+αの工夫をしてくれる。



「他人を家に入れて子どもを預けて、もし何かあったら心配じゃないの?」
と以前、知り合いに聞かれたことがある。

その心配な"何か"というのは、どういう事態なのかと、その時考えてみた。


私が思いつく限りでは、この3つくらいかと。

①虐待
②不慮の事故
③盗難


では、この3つのリスクについて、私がどう考えているのかというと・・・


①虐待の心配

今のシッターさんは、私も夫も、すご〜く信頼していている方だ。

最初に会った時から、明るいキャラクターと、人柄の良さがにじみ出ている感じで。

彼女も、うちの子ども達を、血のつながった家族並みに心から可愛がってくれている。


彼女に出会う前にも、10人くらいシッターさんを頼んだ経験があるが。

他の人はあくまで仕事として子どもに付き合う、という感じなのに、彼女は心から楽しそうに、子どもと本気で遊んでくれる。

そして、自分の一人娘が小さかった頃、子育てが本当に楽しかったから、またこうして子どもと遊べてうれしいのだと言う。


正直、そんな彼女が子どもにわざと危害を加えるなんてことは、とても考えられない。

万一にもそのようなことがあれば、赤ちゃんじゃない限り、子どもの態度や言動を見ればわかるはず。

うちでは毎回シッターさんが次はいつ来るよ〜と予告すると、キャッキャッと子どもたちが喜んでいるので、今のシッターさんに関しては全く心配していない。



②事故の心配

子どもに関する不慮の事故というのは、誰といても、起きるときは起きる。


以前、子どもたちを私の実家に預けていたときのことだが。

陶器の小皿におやつをのせて母が次女に渡したら、ころんだ拍子に小皿が割れ、次女がケガをしたことがあった。

我が家では子どもに使う食器は割れないものに統一してるが、実家にはそういえば陶器の食器しかないなとその時気づいた。

子どものケガに関しては、両親も責任を感じ、ケガの治り具合をすごく気にしていた。

そしてその後、実家にはプラスチックのお皿が買い揃えられていた。


私は自分の両親を全面的に信頼しているし、二人とも真面目なタイプで、子どもの安全にも普段から配慮はしてくれていた。

それでも、少しの不注意や油断で子どもはケガをすることがあるのだ。


私としては、子どもがを預けた以上、ちょっとしたけケガはもう許容するしかないと思っている。

私といたってケガすることはあるし、子どもというのは、一定の確率でケガをする危なっかしい生き物なのだから。



保育園でも、家族でも、シッターさんでも。

信頼する人に子どもを預けてケガをした場合、私はその人を恨まないし、預けたことを後悔しないと決めている。



③盗難の心配

金品を盗むというのは、どんなに信頼している人でも、場合によっては起こりうると思う。

例えば、子どもが親の財布からお金を盗むというのは、そんなに珍しいことじゃないだろう。


もし、めちゃくちゃお金に困って切羽詰まった状況で、目の前に現金があったら、私だって盗む可能性がなくはない。

 

私も夫も高級ブランドが好きというわけではないので、そもそも我が家にはそこまで高価なものはない。

そして私達は二人とも物にそんなに執着しないほうなので、最悪何か盗まれても、まぁ諦めがつくかなとお互い考えている。

(もちろん金品は、人目につかないところに片付けてはいる)



もし信頼して家に入れた人に、何か盗まれるようなことがあれば。

それは悲しいし、とても残念だけれども。


私に人を見る目がなかったのか、もしくはそこまでする事情が相手にもあるのかもしれないと思う。

どちらにせよ、お金はまた稼げばいいだけなので。


我が家は家事外注もしているので、シッターさん以外の人にも留守を預けることがある。

いったん人を信頼すると決めたからには、万一盗難が起こった場合はしょうがないと思っている。

裏切られるのを恐れて人を信じないより、裏切られるリスクがあったとしても、私は人を信じたい。



以上の理由より、我が家では。

もしシッターさんに子どもを預けて何かあったとしても、それを受けいれる覚悟をしているから大丈夫、という考えだ。



ベビーシッターさんのいる生活


シッターさんに来てもらえる休日は、夫婦の時間としてディナーに行ったりしている。

平日の場合は、私の一人時間として、英会話オンラインレッスンを受けたり、一人で映画を見に行ったりしている。


彼女が我が家に来るようになってから、私の QOL は爆上がりした。

夫婦でたまにデートしたり、ゆっくり話す時間もできたおかげで、夫婦仲もよくなった。


シッターさんは、もはや我が家に欠かせない大切な人であり、私が人生で出逢えてよかった人ランキングベスト5には入る。



ベビーシッターなんてすごくお高いんじゃないの、と思ってる方もいるかもしれないが。

個人契約で時給1600円プラス交通費なので、めちゃくちゃ高いということもないと思う。


子どもが小さいうちは、一人時間がなかなか確保できないという親は多いと思うが。

このお値段で自分の時間買えるなら、出す価値は十分にあるんじゃないだろうか。



とはいえ、彼女に出逢うまでベビーシッター会社を4社使い、10人近くいろんな人に来てもらっても、なかなかいい人に巡りあえなかった。

やっぱり他人に子どもを安心して預けるのは難しいのかなと、途中で諦めたこともあった。



次の記事では彼女と出逢うまでの、紆余曲折を書きたいと思う。

ベビーシッターをこれから探す方の参考になるとうれしい。



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