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海外旅行気分の異国飯ツアー②

前回の続き。


Kaserya港店(海外食料品スーパー)

トルコ料理屋でランチをしたあとはバスで移動し、輸入食材を扱うスーパーへ。

外観からして、とにかく濃い

中に足を踏み入れると、そこは完全に海外のスーパーそのもの!

店内の匂いもスパイシーで、五感で海外を感じる。

スパイスの品揃えがいい、しかも安い

海外で見たことのある懐かしい食べ物があちらにもこちらにも。

なんだかよくわからい食品もたくさん陳列してて、カオス感がたまらない!

私はチャイが好きなのでスパイスをよく買うのだが、カルダモンなどは高級スーパーなどてしか扱いがなくて、結構お高い。

しかし、ここでは様々なスパイスがお手頃価格でたくさん売ってて感激!

冷凍コーナーにはブロックの大きい肉や串刺しの羊肉、大きなナンやら薄い何かの生地っぽいものなど、美味しそうな食品がたくさん。

私は幼少時に中国でよく食べた、クミンたっぷりの串刺し羊肉が大好きなので。

今度来るときは絶対に車で来て、冷凍ラムをたっぷり買い込もうと決めたわ。

チーズやソーセージ類もたくさん


このお店にはそそられるものが多すぎて、誘惑との戦いが大変だったけど。

私の戦利品はこんなかんじ↓

チャイの材料、クミン、ココナッツ

パンコーナーで売ってたチーズパンも、もちもちしててポンデリング的な味わいで美味しかった!

みんなここで爆買いした後は、徒歩で10分ほどの移動。

着いた先は…

セドラ(エジプト料理)

照明からして異国感あふれる

なんともエキゾチックでおしゃれなお店!

なんでもここは居酒屋の居抜きらしく、居酒屋だった頃は客層が悪く(治安のあまりよろしくないエリアなので)、店主さんが大変すぎてお店を閉めちゃったそう。

でもエジプト料理屋として個性的な感じでオープンしたら、めんどくさい日本人客は来なくなったので、店内の治安は良くなったとか。

まぁ確かにここは客を選ぶお店よね…と納得。

店員さんも皆エジプト人なのかな?わりとカタコトな感じだった。

ただ、こちらのお店はメニューが正しい日本語だったし(英語メニューも併記)、トイレもおしゃれで清潔感があり、異国飯屋の中ではかなりおしゃれで洗練されてて、日本人も入りやすい方だと思う。

広々としたボックス席

ボックス席にはカーテンがついてて、ヘジャブを普段つけてる女性への配慮かな?と思った。

このボックス席ではくつろいでまったり過ごせて、この空間にいるだけで異国感が満喫できて最高だった。

トルコ料理の後にチャイとバクラヴァでお腹を満たした我々は、この後も別のお店での夕食を控えているので、ここではミントティーとスイーツにとどめておいた。

ライスプリンは優しい甘さでおいしかった


メニューを見たら、ひよこ豆を使った料理や、マンディという混ぜご飯、タジン、エジプトのピザなど、美味しそうなメニューだらけだったので、ここはリベンジして次こそは食べまくるぞー!と決意して店を立ち去った。

バスと地下鉄で移動して、繁華街である矢場町の池田公園ちかくに到着。

ここらへんは怪しげなお店も多いネオン街なので、女性だけだとやや来にくいのだが、今回は団体ツアーなので夜の街も安心だ。

山谷さんに先導されて、ついたお店はここ!

カイビガン(フィリピン料理)

階段もハデハデ

なんとも怪しいビルの階段を登って2階に上がる。

ドアの向こう側には、案外質素で食堂のような雰囲気のレストランがあった。

メニューも値段表もない

ここはフィリピン料理屋さんで、お客さんは夜の街で働くフィリピン人が多いよう。

私達が行ったときは、若いフィリピン人カップルと、フィリピン人のおばちゃん3人組がいた。

おばちゃん達は「あなた達なんでここに食べに来たの?」と不思議がってたので、日本人のお客さんはあまり来ないお店なんだろう。

お店を見渡しても、メニューらしき物はなく、タガログ語のポスターが数枚奥に貼ってあるだけ。

カウンターには煮込み料理4-5種類と、焼いたチキン、串に刺さった肉のみ。

私達の前に並んでるフィリピン人カップルの注文を見てると、おかずを2-3種類選ぶと、ご飯のプレートに盛り付けてくれるよう。

男性がスープを注文したら、おっきな豚足の入ったスープも出てきたので、スープもあることがわかった。

フィリピン定食

並んでる時に、フィリピン人のおばちゃんが、これは豚の耳が入ってるとか、これは辛くないとか親切に日本語で教えてくれたので、それを参考にオーダー。

ちなみに店員さんはほとんど日本語が話せないのか、とくに料理や料金に対して説明はなかった。

料理を食べてみると、串はBBQソースしっかりめの味付け、ミミガーの煮込みはマイルドな味、豚足スープは酸味強め。

雰囲気的には、中華料理に酸味がプラスされた感じかなぁと。

タイ料理やベトナム料理と比べると、フィリピンってメジャー料理が思い浮かばないので、どんな味かなと思っていたが。

ご飯が進むおかずという感じで、日本人の口にも合いそうな美味しさだった。


さて、食べ終わってお会計。

店内の奥の壁にさりげなく貼ってあるタガログ語の紙をよく見ると、おかず2種類で500円、3種類で700円と記載あり。

どうやら、串やスープも一品とカウントするよう。

700円で異国飯プレートが楽しめるなら、かなりコスパがいいと思う。

お店は場所柄入りにくいけど、機会があれば再訪したいな。

今回は売り切れてたおかずもあったが、おばちゃん曰くそれが一番人気で美味しいらしいので、次こそ食べたい。


続く

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