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ラブレターの日

今日はラブレターの日だっていうけど、ボクはもうこれ以上キミに書くことはない。書けるだけのことは書きました。
だけどねえ、それでもやっぱり書いたほうがいいと思うってわけ。
もはや書くために書いてる。
生きるために生きているんだ、ボクは。
そう分かったときに、だいぶ肩の荷が降りたような気がするよ。
今までも、これからも。書くために書くし、生きるために生きる。恋をするために、恋をします。ボクは。
人生は棒に振るくらいでいいのかもしれない。
キミに想いを馳せるこの時間こそが、ボクの人生であれ。
すべては流れる血のように、アイスクリーム溶けてゆけ。
もうラブレターなんか書かないぞ。
これは、ただの意思表明だ。
後悔と書きながら航海を思い浮かべるように、言葉はいざ帆をあげる船、太陽の下キラキラ穏やかな海のようでなくてはいけない。

ボクは、生きる!

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