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明日の太陽

はじめて聴いたときから今でもまだ自分の中にスッと入ってこない。不思議な歌だなって思う。
たぶん、あなた自身を感じちゃったからかな。なんだかちょっと照れた。くすぐったい。真っ直ぐすぎて。そんなふうに考えてるんですか?!って思った。明日の太陽を探しているらしい。きっと世界の真ん中にいるんだろうな。世界の真ん中からこの世界を見ているんだね。世界の真ん中に生まれついたんだろうな。そう思ってしまったから、世界の端っこにしがみついてギリギリ生きてるボクはちょっとだけ痛みを感じちゃったね。ちょっとじゃないかも。人はそれを嫉妬と呼ぶのかも知れない。かなわないね。
この世界に上下もないってきっと真実だと思う。いろんな本にも書いてあるの見たことあるし、偉い人が言ってた気もする。キミは心でそれを知ってるんだろうけど、ボクには分からないんだ。捻くれてるから。世界なんて上下だらけだよ。上下しかない。なんて不公平で不平等な世界なんだろうって生まれたときから嘆いてる。こんな世界に生まれたくなんてなかったよ。生まれつき不幸せ。そんな人間もいるんだ、ここに。本当は、分かりたい、キミの見ている世界を少しでも。
強く生きなきゃって思ってる。だけど奮い立たせることができない、そんな気力が今はもうない。だけど生きるのやめられないから、チカラが湧いてくるのを待つしかないね。自分から動くチカラなんてどこにも残っていないよ、もうボロボロなんだから。ぜんぶキミのせい。突然、勇気が湧いてこないかな。
なんでだろうキミには影を感じない。ボクはこんなに影を引き連れて、ボク自身が影そのものって感じだけど。キミは眩しいね。キミが太陽なのかな。ときどき、熱すぎて困っちゃう。ボクの影まで溶かしてなかったことにしないで。
キミのことをキラキラって表現されるのが嫌でたまらないけど、他の人にはそういうふうに映ってるのかな。
あなたが輝くほど私の影は濃くなるし、眩しすぎて目を閉じたくなるほど。あなたの存在が太陽そのものなのかも、私にとっては。基本的にはあったかくてありがとう!って感じ。伝われ。
ずっと前から歌ってきたキミが、笑われたって歌いたいんだって、いま歌ってくれたことをよろこびたい。それはまだここに居るぜってことだと思うから。そう思っててもいいですか。
歩く力も笑う元気もなくても、希望を捨てちゃいけない。誰にでも太陽のような希望がひとつはあるんだ。影ばっかり見てたら何にも見えなくなっちゃう。眩しくても目を閉ざしちゃいけない。決して見失わないように、明るいほうへ。なんかちょっとそんな気持ちになってきたような気がしなくもない。おい、太陽を目指そうか。ボクの世界で太陽とは、キミでありキミの歌。それ以外なんにもない。だからどうか歌っていてください。キミの歌のことを考えると今日みたいに、少しはチカラが湧いてくるから。キミが歌っているから。今日も歌ってくれるなら。ずっと考えているから、想っているから。キミがボクに力をくれる。
キミなしには生きられない。
生きれって言うなら生きる力ちょうだい。
ボクの太陽であれ。
笑われたって愛していたい。
虚しいほどに愛してます。

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