サービスエリア淡路島～初めての高速道路編～

ETCのゲートは速度20ｋｍ以下で通過する。
YouTubeで予習した通りにゲートを通過。
ちなみに後続から車が来ないように隅っこのETCを選択。
時点で既にビビっているな～と感じながら恐る恐る通過。
ポーン
ゲートが開かれた瞬間、競走馬の気持ちになった気がした。
ここからは時速80ｋｍ以上で走る世界。

入れて～入るよ～80Km早い早い早い～！
早いの楽しぃい～！\(≧∇≦)／
入れて～(≧∇≦)

感情もジェットコースターのように高速に乗れた。
テンパりながらも乗れたことへの嬉しさがあったが、勝負はここから。
安全運転を心がけながら時速80～100ｋｍの世界は
情報も車の流れも早い
全てが早い世界。この世界で付いていかねばならない。
腕が強張って緊張もあった。
でもそれ以上に
高速道路へ初めて乗れた嬉しさ
新しい走行感覚
目の前に広がる初めての景色
淡路島へ飛び込む緊張
旅の始まりのワクワク
全ての事に胸が躍り楽しんでいる自分がいた。
緊張と隣り合わせでも楽しんでいる瞬間は最高のスパイスだ。

明石海峡大橋が見えてきた！
海、空、大きな夏の雲、島の景色がとても綺麗。
運転席から見える大迫力の景色を堪能しつつ
「よそ見しない！」(｀･ω･´)
「きゃ～綺麗！ヨット沢山、船もある～！」(*'▽')
「よそ見しない！」(｀･ω･´)
の繰り返し言い聞かせたり、興奮を抑えられない気持ちと行ったり来たりで1人旅だけど賑やかになる車内。

独り言と綺麗な景色に感動しきった後、喉が渇いてきた。
しかし悲しきかな。助手席には誰もいない（居たら居たらで怖いのだけど）
こうゆう時、ペットボトルの蓋を開けて渡してくれる方が助手席にいたら・・・とてもありがたい！！
家族旅行で助手席に座るとスヤスヤと寝てしまっていたけど、今度座ったらガムとかお茶とか父に声かけてみようと思った(笑)

さて、高速のお楽しみは走る事だけじゃない。
各サービスエリアで食べれるB級グルメがある！
SAに行きたい！お茶を飲みたい！
と思いながら秒で通り過ぎる看板の情報が・・・目に入らなかった( ；∀；)
２回ほどチャンスを逃しながらやっと入れたSAは
トイレのみ！！
恐らくこの時の表情はチベットスナギツネの様に平たい目になっていたと思う。
SAで食べるビワソフトクリームを楽しみにしていたので、悔しかった。

トイレのみSAを後にして、再度高速に乗るがどこまでも高速を走り続ける。
・・・だんだん不安になる。
このまま徳島まで行ってしまうのでは！？
ナビに不信感を抱きつつも、
「どこまで行くんですかね？」って問いかけてみたら
「左からの合流があります。気を付けてください」
冷静なアナウンスが返ってくるのみ。
そんなやり取りを３回繰り返したころ
「洲本インターで降りてください」
キターーーーーー(ﾟ∀ﾟ)！！
遠くに見える出口の標識。
この出口を逃したら一生高速から降りれないかもしれない（そんな事はない）気持ちになりつつドキドキ。
走行車線から出口を降りた後は
速い世界からの解放感、SAでビワソフトクリームを食べれなかった悔い、一般道路への安心感があった。

初めての高速道路体験。
何事も好奇心を持ってチャレンジしてみる性格だったことを思い出した。
初めての事、場所。初めては緊張はする。
しかしそれ以上にワクワクする事が多い。
どんな人と逢えるか。
どんな日常があるのか。
発見、体験、経験。
得られるものが沢山ある。
日常のルーチンでも目線を変えれば得られるかもしれないが旅は
色んな初めて
に一気に飛び込める瞬間があると思う。
一気に飛び込む瞬間は緊張で身震いするけど、緊張の後に待っている未体験に心が躍る最高のスパイスを求めてこれからも生きていきたい。