占いの勉強って意味ある?

はろーはろーこんにちわ!

ネタを思いつかない!って常々思ってますが、
ネタ自体はあるんですよ〜。

A案:ジオマンシーの起源
まとめ中。
まだ記事にできるほどまとまってない。

B案:ダイス占い
バリエーションがめちゃくちゃある上に根拠が貧弱。
適当に対応表作って?で全部解決する。
ぶっちゃけ、小さいほど悪くて、大きいほど良い、とかでもいい。

C案:煙占い
煙の形で何かの幻覚が見えたらその印象を語れ。
右に煙が流れれば良し、左に煙が流れれば悪し。

これはくまった・・・。

くま・・・
クマ・・・
熊・・・

ベアー・・・・・・??

さて、これまでの記事で何度も言及しているように、
占いっていうのは、
無意識レベルまで染み込んでる知識や経験によるバイアスである直観と、
毎度質問内容とは無関係に象徴を提示する乱数と、

によって構成されています。

ということは、です。

最低限の象徴を識別する能力(これはナンチャラってカードで〜とか言える)と、
一般的な知識と経験があれば、
占いの勉強しなくても良くない?

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない

はい。

まぁ、そうだと思います。

というかですね。

この占い=直観+乱数という構成は、
占い師と質問者の関係にも置き換えることが可能です。

すなわち、占い=質問者の直観+占い師の乱数

したがって、占い師が適当な妄言を吐いたとしても、
質問者は都合よく解釈して「占い」を実行します。

この辺のメカニクスは新興宗教なんかでうまく使ってると聞いたことがあります。

新興宗教側は理屈を考えずに適当なこと言ったとしても、
高学歴のカモが理屈を考えて正当化してくれるのです。

こうなってくると、素の知識や経験が浅かろうがなんでもありです!(ヤッホー!

僕らはどれだけ適当なことを言っても、質問者が勝手に都合よく解釈してくれます!

占いの知識なんて関係ねぇ!
ただの手動カードめくりおじさんに徹するだけでいいんや!!

おぼろげにシルエットが浮かんできたんです、とか言っても専門家が適当に根拠を見つけてくれる!!!!

それはそうとして、占いの効能について思い出してみましょう。

占いの3つの効果:
【明確化】:状況を分析し、不安や葛藤の正体を明らかにする
【許可】:質問者の期待に応え、質問者を正当化し気持ちの後押しする
【助言】:第三者の視点から問題を解決するための方法を提示する

質問者は占いにこの辺を求めてるよって話でしたね。

わかりやすいところで【許可】。
無責任全肯定ペンギンになれば赤ちゃんでも出来そうですね。

とっとこハム太郎を思い出して貰えば、「ヘケッ!」だけで対応は可能そうです。

つぎに【明確化】。
人間、不安定な環境下に置かれるとストレスを強く感じるものです。
戦場に身を置いてるが如く、様々なことに注意を払わないといけなくなって気が滅入るわけです。

それを解消するための方策として、状況を言語化して注意を払うべきものと払わなくても良いものを明らかにするわけです。

これは、ちょっとコツがいりますが、
相手に話を促したり、適切な表現や比喩を使ってみたりすることで、
自発的に問題を言語化させることが可能ですよね?

要するに日常的に聞き上手な人であれば簡単に提供可能です。

一方で【助言】は、そもそも質問者は解決方法がわかんねーから相談しにきてるわけですよね。
これまでの人生で得てきた知識と経験に想像力をうまいこと組み合わせれば提供はできそうです。

とはいえ、想像力をうまく活用するためには、質問事項に関連する分野の知識が必要になります。
想像もつかないことに関しては、なかなかうまく助言できないもんですよね?

うちも恋愛関係の相談が来るたびにですね・・・やめましょうか、この話は。

でも、苦手な分野の話題でもビビッと解決出来ちゃう素敵な方法があるんですよ〜。

それが、占いのやり方の中で必ず出てくる抽象的なアドバイスです。

占いの象徴はフワッとした方針だけ主張してくるんですが、これを質問者に教えてあげると都合よく解釈して自己解決してくれます。
すごいですね〜。

したがって、【助言】を求めてきた質問者に、自分の専門外の分野であっても対応しようとするなら、占いの勉強をしておくと有利になる訳です。

また、自分では思いつかないような方針や視点を提供してくれるのも占いを勉強する際のメリットです。

つまり、占いはランダムな象徴を提示してくるシステムですが、
扱われる象徴たちの示すものや分野も多岐にわたっています。
そのため、占いの象徴を網羅的に勉強をすることで、
満遍なく色々な分野の話を勉強できるわけですね。

そうやって色々な分野に関して勉強しておけば、
当然【助言】で対応できる範囲も精度も高まります。

そんなわけで、占いの勉強はある程度はやっといた方がいいとは思います。

占いの勉強よりもやることあんだろ

それはそうと、占いの勉強ってある程度以上になると、まぁ無駄です。

ある程度以上ってのはどのあたりかと言うと、
めちゃくちゃ詳細で具体的な分類が出てき始めたあたりですね。

めちゃくちゃ詳細で具体的な分類ってのは、例えば、
「AとBが揃ったらこう!」とか、
「金銭の占いではAが出たらこう!」とか、
「星型に見えたらこう!」とか。

それは当たり前の話なんですが、
そもそも占いは、
乱数でフワッと大きな範囲を示す概念を提示する
直観で範囲を絞って解決方法を特定する
というやり方だから当たるわけですね。

大きな範囲を提示して、絞り込むんですよ?

詳細で具体的な話は、勉強してる分には専門的なことやってる感じで気分が良くなりますが、
実際にやってるのは100階から目薬を指す練習みたいなもんです。

小さな点を提示してピンポイントで当てる、なんてことができるんだったら、
世の中の占い師は宝くじなり競馬なりでみんな億万長者で貨幣経済はもうおしまいですよ。

なので、占いの勉強するときには、ガバガバな概念を示す象徴に関して扱える数を増やすってのが良いです。

じゃあそっから先の勉強はどうすりゃ良いのかって言えば、
占い以外の勉強しなさいよということになります。

直観を鍛えるには知識と経験を溜め込めって話ですし、
専門外の分野を減らしたり、専門分野をより掘り下げるでも有効ですよね。

これは占いの象徴だとどの辺に対応してるかな〜とか考えながらやるとなお良ですね。

極論、孔明やアリストテレスがタロットを眺めながら質問に回答してくれれば、
彼らがタロットに精通してなくっても良い占いになるってわけ。

しかしながら、僕らは彼らみたいな頭脳超人じゃないので、
占いの知識を上手いこと利用してズルしましょうってことです。

複数の占いを勉強してると、本当に毎回同じ概念が別の象徴で出てきてるだけ・・・とかなりますから、
そう感じてきたら占いとか関係ない専門知識をどんどん身につけるようにすると良いかなと思います。

ちょっととっ散らかった文章になりましたが、
今回はこんなもんでよろしくお願いします。

くま?
特に関係無く書きましたけど、なんか関係を思いつきました?

それではまた!

アディオス・アミーゴ!

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