ジオマンシーってキモいよね
はろーはろーこんにちわ!
今回はジオマンシーの話。
ジオマンシーといえば、このマガジンでも時々触れていますが、
アラビア生まれのヨーロッパ育ちな、「・」と「:」で構成された図形を元にした占いです。
さて、「このジオマンシーって結局何なの?」ってところをここ2年くらい調べごとをしてるわけですが、
今回はその辺りの話を掘り下げる前に、前提の話をしようかと思います。
そもそもジオマンシーってのは何ぞや?
ジオマンシージオマンシーいいますが、個人的な見解では少なくとも3通りの解釈が存在しています。
A:ジオマンシー(二進数占い)
B:ジオマンシー(風水)
C:ジオマンシー(大地占い)
さて、まずAのジオマンシーですが、二進数占いという呼称を勝手に与えてみました。
いわゆる今流行りのジオマンシーです。
次にBのジオマンシー。実は中国の風水(Feng Shui)のことをジオマンシー、あるいはチャイニーズジオマンシーと表記すること結構あります。
最後に、Cのジオマンシー。大地や石などの、震え方、香り、音、亀裂、高低差等々を元に占う、エアロマンシーの土属性版ですね。
ちなみに、こうやって分けていますが、本質的なところでは風水と大地占い同じだろという感じです。
なんか、妙な期待とかを風水にかけてる人多いけど、本質的には大地占いによる土地の特性分析ですよね。
さて、少し話がそれました。
これらのジオマンシーは区別して考えなければなりません。
例えば、ジオマンシーの起源は聖書の「ウリムとトンミム」のエピソードにあるという話が時々出てきます。
ですが、これは宝石を使ったくじ引き的なものとされています。
・・・つまり、石を使った占いではあるため、Cジオマンシーの話と言えるでしょう。
また、中国起源のジオマンシー!!なんて見出しの場合は、大抵の場合風水です。
んじゃ、これから僕が議題にあげるのは?ってーと、Aジオマンシーの二進数占いです。
しかし、二進数占いなジオマンシーもかなりたくさんの種類があるのです・・・。
とびだせ!二進数占い
さて、二進数占いというと世の中にたくさん存在しています。
したがって、二進数占いならばジオマンシーという認識も、ジオマンシーならば二進数占いという認識もどちらも不十分だなって感じです。
さて、んじゃ世界中にはどんな二進数占いがあるのかといえば・・・。
アジア:易、クマラク(kumalak)等の豆占い、ラムル(al raml)
ヨーロッパ:Aジオマンシー
アフリカ:イファ(ifa)、Hakata等の4タブレット占い、シキディ(sikidy)
アメリカ:ディロッガン等のタカラガイ占い
アメリカのディロッガンに関してはアフリカのヨルバ族の4タブレット占いが元になっており、
基本的には南米のアフリカ系の人々の占いという感じ。
上にあげたのはパッと思いつく占いの一部という感じで、
実際には(僕の知らないようなのも含めて)もっと多くのバリエーションが存在している感じです。
ジオマンシーの謎
僕が疑問に感じているのは以下の点です。
・ジオマンシーの起源は何処なのか?
・16のシンボルと名前、その意味の起源は何処から?
・二進数なの?
・シールドチャートって何?(どういうフレーバー設定の計算システムなの?)
・そもそも、何から思いついた占いなのか?
世の中の占いを分類していけば、大きく分けて2種類の占いがあります。
一つは自然の観察から生まれた占い。
エアロマンシーやB・Cジオマンシー、鳥占いに占星術やタロット、手相、数秘術もそうです。
人が見た、感じたものをベースにした素朴な占いです。
もう一つは、既存の占いを変形させたタイプの占いです。
四柱推命は易の変形ですし、12星座占いなんかも占星術の簡略化したものと言えるでしょう。
自然な占いをより人為的な形で扱いやすくしたり、目的に特化させた形に変形させた、別の占いがベースにある占いです。
Aジオマンシーは、後に占星術との対応づけがなされたりはしていますが、
基本的には独立したシステムの占いになっており、根底に別の占いがあるようには見えません。
んじゃ自然の観察から生まれたのかといえば、あのシンボルの形は人為的にしか出てこないように思えます。
謎ですね。
この辺の謎を解明すべく、次回の記事ではもう少し詳しい話をしていきたいと思います。
有識者の見解求む!
今日はね、占いにお客さんが来たので記事を書く十分な時間が手に入らなかったのじゃ。
それではまた!
アディオス=アミーゴ!
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