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綾羽光陰の魔術日記

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綾羽光陰の調べごとをまとめて記録する用のメモ置き場。目次はこちら<https://note.com/ayabanek/n/nf60e6f8c693b
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2020年2月の記事一覧

対立する象徴の対立

今回は、空間と象徴について考えていくよ。

というか、主に右と左の話になるよ。

西洋魔術の要素と日本の文化とを混ぜようとするとヤバイくらいこんがらがるのが、この右と左と関係性。
手垢のつきまくった話題なんで、僕より詳しい人もたくさんいると思うけど、まぁわかりやすくサクッと話すよ。

まずは我々日本の話、東洋の話をしましょう。

東洋の左右「左右」というくらいなので、まず左が優先され、右が続くのが

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トートタロット、逆位置見るか?品位を見るか?

はろーはろーこんにちわ。
前回で自分の中で占術概論シリーズとして構想してた一連の記事が終わりました。

ぶっちゃけ、向上心のある初学者ならこれらの記事を読めんでから占術を学べば、
基礎ステータスをがっつり上げた状態から経験値効率を高めてから個々の技術を学んでいけるんじゃないかなと思ってます。

魔術師を志す人にとっては、魔術とはなんなのかを自分で見つける手がかりになるんじゃないでしょうか。

僕は

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認知して!!

ハローハロー。こんにちわ。

今週は「占いはなぜ当たるの?」という疑問に立ち返ってみるよ。

前回の見解はこっちの記事でお話ししてるように、
占い師の頭がいいからって言う身も蓋もないものでしたね(

占いの本質ってなんなん?さて、上記の「占いってなんなん?」からいくつかの記事を通じて、
・占いの機能や性質
・占いの種類
・占いの構成要素
・占いの思考方法
とかに関して語ってきました。

それを踏ま

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心に棚をつくれ!

ハローハロー。こんにちわ。
段々と占術の基礎講義的な記事に終わりが見えてきたことに驚く綾羽さんです。

前回は現実の認知と占いの知識とを世界観や宇宙という名のレイヤー分けして、そこを行ったり来たりするって話でした。

今回もその辺りをもう少し掘り下げてみます。

おさらいさらっとおさらいをしておくと、
エメラルドタブレットの格言、

上なるものは下のごとし、
そして、下なるものは上のごとし。

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エメラルドタブレット曰く、見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだ

ハローハローこんにちわ。

前回は抽象化された具象である記号について説明しました。

今回は具象の集合を利用して世界観のスケール変換をする話。

ぶっちゃけた話、ミクロコスモスとマクロコスモスの照応とかいうやつが占術とどう関係あるのかみたいな話です。

例示・演劇と舞台まずは舞台演劇をイメージしてみましょう。

舞台の上では役者たちが様々な役になりきって演技をしているわけですが、
当たり前な話、彼

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