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Xデザイン学校 ビギナーコース 第7~8回 構造化シナリオ

第7.8回の2回に渡って「構造化シナリオ法」を学ぶ。今までの講義よりUXっぽいワークになるとのこと。
以下3つのテンプレートを使用して、シナリオを作成した。
・バリューシナリオ
・アクティビティシナリオ
・インタラクションシナリオ

(1)バリューシナリオ

ユーザーの基本情報・本質的欲求価値、ビジネスの基本情報・提供価値からバリューシナリオを作成する。

正解かどうかは別にして、ユーザーとビジネスの価値がそれっぽくつながり、バリューシナリオが描けてしまった。
が、どうにもモヤモヤするのが前回も先生からいただいた「ピントがずれてるんだよなぁ」という指摘。
(レンズを)向けている方向は間違ってないが焦点が合ってないということ…?
どこまで戻ってやり直したら焦点が合うのか… 同じところに戻ってきてしまう気もするし。これ以外に考えられないところが実力不足なんだろうな。くぅ~!

とはいえ、分からないから学びに来ているという原点に立ち返れる話が、ちょうど落ち込んでいるタイミングで浅野先生からされるので、どっぷり落ちる前に戻ってこれている。先生すごい。

(2)アクティビティシナリオ・インタラクションシナリオ

ユーザーの活動・やりたいことを書くアクティビティシナリオの方をしっかり書けていれば、デバイスやツールが変わってもインタラクションシナリオを書き換えればいいだけ。
だから、こちらのアクティビティシナリオを「先に」「しっかり」やらなくてはいけないとのこと。

バリューシナリオの方は、ピントのずれが解決できなくてモヤモヤしたが、このアクティビティシナリオの大切さは自分でやりながら、なるほどなるほど!と思うだけでなく、それまでの講義が少しずつ腑に落ちてきた。
人間の価値観や欲求は、世の名が変わっても本質的に変わるものではない。だからこのアクティビティシナリオが重要で、その前段階でビジネスがちゃんと分かっていないと書けないし、インタビューで聴くポイントがずれてしまうとユーザーの本質的欲求とビジネスの提供価値がずれてしまう。

それと、アクティビティシナリオは心の声も書くようだが、どこまで細かく書くのかちょっと迷った。
ポイントとなる部分を見極めてそこをきっちり書くことで、ほかの人が読んでもシーンが想像できるようにすると、実装のステップで生きてきそう。

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まだUXの川を渡れた感覚はないけれど、視界に漂っていた靄が薄くなった気がする。
明け方、霧が徐々になくなり、周囲の輪郭が少し見えてきた時に撮った写真がちょうどあったので、ここで使ってみたが、このページを見返した時にその感覚を思い出したい。
そして、自分が普段の仕事で自己流でやってきたことの、正していかなくてはいけない部分も少しずつ見えてきた。

新しい年も始まったばかりなので、自身の変化についても書いておくと、会議にもちあがる新規事業やサービス展開の話に、ツッコミを入れるようになった。
※もちろん心の中でだけ。
「それって、当社がやる意味がどこにあるのでしょうか」「ユーザー・お客様のニーズとその企画ずれてるように感じますが、どのくらいの儲けを考えているのでしょうか…」 などなど。
過去に失敗した新規事業・サービスを思い出しても、流れた理由が前以上に分かるようになっていた。というか、前は他人事のように見ていた、その姿勢が変わったのではないか?

残りあと3回となったが、今のところ一番しんどいのは、1番初めにやるビジネスの見立てができないと、そのあとはダメなのが分かりつつ進めるだけになってしまうということ。
ビジネス、教養、センス… 2020年の抱負が広範囲でヘビーになりそうだけども、まずはやれそうなことから。
good good study, day day up!

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