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生成AIにTシャツデザインをさせてみた

とは言っても、私もデザインをやって20年強、そのまま使うつもりはさらさらございません。
アイデア出しの部分を生成AIのCopilotにやらせてみました。

Copilot for M365で上記の様にプロンプトを打ち込み回答を出してもらった
最初のデザイン案を具体化して言語化してもらったが、画像生成はできず
CopilotのWeb版を使い、デザイン案で提示された文言を画像生成してもらう
白が入っているけれど、とりあえず良いやつを選んだ
絵筆を持つ手を忘れていたので追加して生成したのがこちら

アイデア出し(昔だったらラフとかカンプとか言うのかな?)が10分くらいでできました。
もちろん最初の条件に当てはまらない、白が入っていたり、細かい線が入っていたりするので、このままデザインを転用するつもりはありません。
ただ、異なる4つの要素をデザインに落とし込む、という点では頭の中で思い描いていたデザイン案に加え、なるほど円でまとめるという手もあるか、と新しい考え方を提示してもらえるのは幅が広がりました。

さて、この後の作業ですが、提案してもらったデザインを元に、要るもの要らないもの・省くもの・追加するもの・文字などを自分なりにアレンジして描いていきます。
ツールとしてはIllustratorでイチから描いていくので、ここでは出しません(まだ作っていません笑)

生成AIは学習したデータから「こんなんどう?」という提案をしてくれるツールだと思っています。頭の中にあるデザイン案を言語化する・ブレーンストーミングするというのに非常に効果的です。
デザインや絵は、描き進めていくうちに「なんかちがうなぁ」という事もしばしばありますよね。くしゃくしゃっと紙を丸めて捨てる・新しい新規の白い画面を出して再度描きだすのも悪くはないと思います。
しかし、事前に生成AIで「なるほど、こういう構成の仕方もあるのか」とヒントをもらっておくと、考えが整理されて描きだしやすくなるのかなと思います。

これから画像生成AIもどんどん進化を遂げて、なにも弄らなくてもそのまま作品として残せるようなものができるかもしれませんし、すでにあるのかもしれません。
できれば、このまま不完全なままでいてほしいな、とも思っています。
生成AIはあくまでお助けツールでいてほしい。上手に使って、自分の表現力やスキルを磨く一助としていきたいと思っています。

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