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【絵日記】『ソロ活女子のススメ』を見ながらその眩しさに目を細めた話

私はひとりが好きで、家族とでさえ、長時間一緒にはいられない。
いつからそうなのか、理由もよくわかっていないけれど、ひとりが一番落ち着くのだ。
大好きな人と一緒に居ても、「ちょっとトイレ行ってくる」と言ってトイレの個室に入り、ボケーっとして一人の時間を作るほどに、一人が好きだ。
寂しいと思うことも今のところほぼ無い。
さすがに、愛猫が入院したときは寂しかったけれど。

複数人いる中で一人でいると、優しい人が話しかけてくださることがある。
私は一人で居たいのと、発声障害があって声が出しにくいことと、人見知りもあって会話が長く続くことはない。
それでも優しい人は話題を探して話しかけてくださいます。その優しさが時に私の心をチクチクと刺してしまうことは、決して口には出さないのです。
「ひとりで寂しかったでしょー」と言われたときは「いえ? まったく……」と思いつつ「いえいえ……」と笑顔で少し曖昧に答えるのは、「まったく寂しくありません」がとても冷たく、人を追い払うように聞こえてしまうのではないかと恐れてのことでした。

ただ、残念なことに、一人を好んでおきながら、ひとりでなんでも出来るタイプではないのです。
一人好きの多くは、一人でなんでもこなせるタイプなのかなと感じます。
例えばドラマ『ソロ活女子のススメ』に出て来る江口のりこさん演じる五月女恵さんみたいに、なんでもひとりで楽しめちゃうタイプとか!

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このドラマのシーズン1を観ていた時、ソロ活いいよね、楽しんでて素敵!と思いつつ、私とは正反対だなとも思っていました。
五月女恵さんはコミュ障じゃないし、出不祥インドアでもないし、テキパキと働き、生き生きとしている。そしてなによりカッコよくておもしろい。
ま、眩しい……

私はコロナ禍に入る前から家の中が大好きで、出不祥でした。
自粛期間だろうと関係なく家から出ることは滅多にありません。
一人で県外へ遊びに行っていたアクティブな時代もあったので、もしかしたらうつ病になったことも少しは関係しているのかもしれません。
趣味は、ゲームや読書や刺繍や動画鑑賞やお絵描きなどなど、どれもこれも室内でできるものばかり。

そんな私が『ソロ活女子のススメ』を見始めてから、影響を受け、ちょっとだけ、一人でお出掛けしてみようかなという気持ちになりました。
そして実際、原付を走らせてショッピングモールまで行き、のんびりとウィンドウショッピングを楽しんだりもしました。
たまにはいいもんだなぁと、ウキウキしながらお買い物をして帰宅し、ベッドに倒れ込みました……。
すぐ疲れるこの体……体力ゲージがあるならば、40%ほどでMAXなのでは?と思う。
体力ゲージを上げるために少しずつでも運動を取り入れたいところ。

出かけ先で女性が一人で優雅にお茶しているのを見ると、かっこいいなと思う。誰かといる楽しさも知りつつ、一人で嗜む楽しさも満喫できる人って素敵だなぁと思う今日この頃です。

特にかっこいいなと思うのは、BARで一人、お酒を楽しんでいる女性だ。
BARなんておしゃれなお店に行ったことすらないのだけれど、一度でいいからBARでお酒を嗜み、時折マスターと会話を交わし、「お隣よろしいですか?」と男性から声をかけられて「ごめんなさい。今日は一人で飲みたい気分なの…」と酔いしれてみたい。
と、モブ顔の私が言うております。

上花 あや

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