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【第二子妊活第二章】体外受精③

いよいよ新しい病院へ

ステップアップを決め、予約を入れてから約1ヶ月後。
いよいよ、初診の日となりました。

とても人気の病院&当日は説明や検査などやることが目白押しのため、
所要時間は2時間半〜3時間をご予定ください。とのこと!

どうしても娘の保育園のお迎え時間に間に合わない…ということで、
(予約時間が、1ヶ月前の時点でこの時間しか空いておらず)
初めての延長保育をお願いして、初診に挑むことになりました。

と、その前に。
これまで私が通ってきた、治療についてまとめておきたいと思います。

コレまでの治療について

転院するまで、私は同じ病院で約4年間お世話になっていました。

なぜそこにこだわっていたかというと、
・先生がとても穏やかな口調で優しいおじいちゃん先生だったこと
・エコーの器具を入れるのが上手だったこと
・第1子の治療を始めた時、約4ヶ月で授かれたこと
・子連れでの受診OKだったこと
という理由からでした。

その病院は、数年前に出産を請け負うことをやめてしまっていたため、
第一子の時は出産前に里帰り出産先の病院へ転院しましたが、
出産までのエコーや毎月の検診などでもとってもお世話になっていて、
自分的にも通い慣れていた病院で、気に入っていました。

【治療歴】

第一子:
排卵促進(クロミッド)+タイミング法 3回目で妊娠。
第二子:
タイミング法 8回  →  人工授精4回 → ステップアップ( ←いまココ)

第二子の治療やその頃の自分たちについて、
少し触れておきたいと思います。

【第二子妊活の治療】

娘の出産後、生理が復活したのが約1年3ヶ月後。
子供は2人欲しいと思っていたし、1人目も不妊治療の末授かっていたので、
生理が来たら迷わず同じ病院を受診しました。

ただ、今回は夫の強い希望があり「産み分け法」をして
男の子を授かりたい。という内容での受診でした。

先生からは「産み分けはタイミングが限られるため、時間がかかりますよ」と言われていたのですが、この病院で1人目を授かれたという経験があったので、「がんばります!」と前向きに治療に励むことになったのです。


さて、その頃の私達はというと…長いことレス状態。


私は寝かしつけからの寝落ち、夫は仕事が激務で夜中帰宅など
すれ違い生活で、ゆっくり話す時間もほとんどない状態でした。

もちろん、こんな状態では♡の気も起きません…

ですが、治療を始めることになり、2人目のため!というある意味強制的な後押しがあったおかげで、久々すぎてお互い照れながらも、なんとか二人時間を復活することができました。

娘が隣の部屋で寝ている、
タイミングの日が体調悪い日になっちゃった、
疲れすぎてうまくいかないなど、
毎回色々なことがあったのですが、
今思うと、こういうきっかけがあってくれて良かったなと思っています。

もちろん、♡な時間も大事なのですが、
終わった後に二人でビデオを見たり、子供抜きで仕事の話や育児の話をする時間がゆっくり持てたのが本当に久しぶりで、私にとっては、母から自分に戻れる貴重な時間になり、かなりのパワーチャージだったと思います。

さて、そんなこんなで第二子妊活は
あっという間に2年も経ってしまいました。

結構回り道してきたかなぁと思っていたのですが、
こうやって振り返ってみると、無駄なことはなかったのかな。

【第二子 妊活 第一章中のマインド】

今思うと、第二子妊活を始めた当初の私は、
病院に通っていれば子供が出来る。と、どこか第三者的な感覚があったと思います。(今の病院に転院して気づきました)

先生の言うことさえ聞いておけばよい、と思っていました。

なので、何も考えず、考えようとせず、
先生の言われるままに治療に通い、言われた日にタイミングを取る日々。

もちろん、人間なので、その日に体調が悪かったり、
うまくいかないこともあったりしたのですが、

基本、強行突破。

夫がどうしてもうまく行かなかった時は、慰めの言葉を言いながらも、
内心はめちゃくちゃ落ち込んだり、イライラ、モヤモヤしたこともありました。

しょうがないことなのですが、治療は基本全て女性のみ。

毎日注射に通ったり、薬のせいでお腹が痛くなったり、と
私がめちゃくちゃ頑張っているのに、
色々なことを乗り越えて一ヶ月かけて仕上げてきたこの状況になって、
「今日なんか体調悪い」とか「仕事で夜中まで帰れない」とか言われた時に、「はぁ!?今日ぐらい頑張ってよ!(怒)」と思ってしまっていた私。
(ただし、口には出せない小心者…)

実際、終わった後「体調辛い時にごめんね」って言ったことがあったのですが、「うん、今回はキツかった」って返された時、悲しかった。。。。
私が悪いの?私がムリヤリさせたの?
体調管理できてないのは誰のせい?(←ってやつあたり)
二人で決めたことなのにって。

私がここまで治療を重ねて卵を育ててきたんだから、
チャンスを逃してなるものか!って。ムキになっていたんだと思います。

あとは、保育園の同じクラスのママさん妊婦さんや、
同時期に子供を産んだママたちの第二子懐妊の連絡を見て、
内心焦ってもいたんだと思います。


でも、今思うと、
本当の本当は、夫に一番わかってもらいたかったんだと思います。
よく頑張ったね。ありがとう。とか、せっかく頑張ってきたのにごめんねとか、ねぎらってほしかったんだと思います。
一緒に同じように悩んでほしかったんだと思います。
(って、今思うとめちゃくちゃ自分自分だったんだな、私。)

なので、タイミング法から人工授精にステップアップした時、
もう旦那さんの仕事の時間とか、体調とか、機嫌に一喜一憂しなくていいんだって、私の中でホッとした部分もありました。


結局は、私が気にし過ぎな部分が大きかったんですけどね。
(あとホルモンのバランスが崩れていたのだと…)

なぜ私がそう思えたのか、次回の記事で書いてみようと思います。

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