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都会から地方にきて17年の私が考えること③~交通

移動手段がほしい!

地方にきて17年。
なかなか変わらないな〜と
思うのが交通事情です。

どこに行くにも「車!」の社会は、
東京恋しい病+ペーパードライバーの私には
なかなかきついものでした。

交通の便の悪さについて、

例えば「空港に行く」という
シチュエーションを想定して、
書いてみたいと思います。

我が家から空港に行こう!
となった場合、

選択肢は

①電車
②高速バス
③車

になります。
これ自体はどこでも一緒かな。

①電車(駅から空港への所要時間:約1時間10分)

電車は1時間に1本しかありません。

なので、
ピンポイントでその電車をめがけて行動するか、

もしくは、
余裕をみて、1本早い便(1時間前)に乗るかの
選択肢になります。

電車は単線なので、
途中すれ違いなどがあったりすると
所要時間も変わることにも注意が必要です。

また、最寄り駅では交通系ICカードが
使えないので切符を買うことも必要です
(空港の駅では使えるみたい)。

我が家から最寄り駅に行くのも
歩いていくにはまあまあ距離があるので、
そこまでの交通手段を考えることも必須です
(誰かに送ってもらうかタクシーとか)。

ということで、
空港に電車で行くには、
荷物もあるし、
ちょっとした気合が必要となってきます。

先日、普段は高速バスで通学をする娘が
学校から下校する際に
はじめて1人で電車に乗ることになりました。

切符を買って改札を通ろうとしたら、
たまたま乗る電車が特急だったそうで、

改札口で「乗車券」と「特急券」が
必要だと言われプチパニックになったそうです。

駅員さんに教えてもらって
事なきを得たようで、
またひとつ、社会勉強ができたようでした。

ちなみに、帰省や旅行をした際、
自動改札を通るときには
ドキドキしている我が家の子ども達です。

②高速バス(駅から空港への所要時間:約1時間10分)

次は、高速道路を通っていくバスです。

こちらも電車と同じように
便数が少ない(1時間に1本)です。

ただ、市内のバス停は
電車の駅の数よりも多いので
その点ではアクセスがいいですが、

バス停に行くまでは
やはり送ってもらうか、タクシーになります。

高速バスはSuica等も使えるみたいですね。

大きい荷物も載せやすいこと、

空港や周辺駐車場でマイカーを
預ける手間がないことを考えると
楽ではありますが、

片道2千円弱なので、
家族全員の旅行などで使うと
なかなかの出費になりそうです。

③車((駅から空港への所要時間:約1時間)

やっぱり車で移動する人が多いようです。

運転が苦でなければ、
家族も荷物もまるっと乗せて行けるので
気が楽です。

高速道路を運転するのが怖いという人は、
下道の国道を通って行くのですが、

その場合は
渋滞や工事の状況などで時間が変わることも
考えておいた方がよさそうです。

また空港内の駐車場は、
空いていることが多いうえに

24時間で最大800円と
お財布に優しい価格ですが、

空港周辺には、
格安の青空駐車場がいくつもあって
さらに抑えられた価格だし、

出発便、到着便を伝えると
その時間に間に合うように送迎をしてくれます。
ありがたや。

空港周辺の駐車場を使う場合には
その分の時間もプラスして考えておく
必要がありますね。

九州内のビッグシティ福岡に行くには
飛行機では40分位だけど、
最寄りの空港まで1時間かかります
(高速バスだと福岡まで約3時間半)。

近々、台湾に行くのですが、
福岡空港から台湾に行くより、
我が家から福岡空港まで車で行く方が
時間がかかります。

こういうことが、
いつもなんだか悔しいーーー!

望む!新幹線の開通と交通の整備!

空港だけでない、交通事情の悪さ。

新幹線も通っていません。

WBCのキャンプが行われた際、
全国から観客が来たそうですが、

球場近くの駅では交通系ICカードが使えずに
旅行客が困っていたと何度か聞いたし、

電車の車両数が少ないので(2両?4両?)、
一度では乗り切れずに
かなりの時間を待たされたりということも
あったそう。

駅が小さいのでホームに人が入れない、と
いうこともあったとか。

せっかく人が来てくれる大きなイベントでも
これじゃ、もったいないよね。

華やかな都会は味わえないけれど、

心をゆったりニュートラルに
戻してもらえるような観光場所や、

スピリチュアルな場所も少なくない
南九州に位置するわが県。

きっと以前から交通の便の悪さは
課題にはなっていると思うのですが、

住んでいる人のためにも、
観光で訪れてくれる人のためにも、

新幹線の開通と、
県内交通の整備を
できるだけ早く、
心からお願いしたいと思ういち庶民であります。

車社会でよかったことも。

我が家には3人子どもがいますが、

3人きょうだいは周りにたくさんいるし、
4人、5人のお子さんいる知り合いも
何人もいます。

これは車社会だからこそ
できることのような気がしています。

子ども3人との生活は
例え全員が寝ちゃっても、
何の問題もなし!な車でなければ
できなかったかも。

地方に来たことも
ワンオペで子育てに疲れきっていたことも
悲しんではぶーぶー言っていた私だけど、

ないものに文句を言うだけでなく、

一長一短であることも
ちゃんとわかってたいものです。
自戒をこめて〜。

(たぶん子ども達が成長した今だから
冷静に思えることなのかも)



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