パニックになる理由を息子自身が分析してきた日と、まだまだひよっこの母親の私。
突然ですが、ADHDとASD,DCDのある息子は宿題中にパニックになると、
「もうこれもだめだめだめだめ!!!!!」
って大声で言いながら。何度も同じ文字を消すわけことがあります。
せっかく書いた文字を。
うまく書けた文字も。。
親としてはめっちゃ悲しくなります。せっかく書いたのにな、
頑張ったのになって。
1.本日の出来事
今日は「け」というひらがなの練習ページで。
私「枠からはみ出してるよー」
Y「消す!」
私「これは?」
Y「わーーーーーもうこっちもこっちもこっちもこれもだめだめだめえ・・・!」
という感じ。
(消されていく文字たち…)
んでとうとう今日は(大人としてよくないんですけど)
結構怒ってしまったので(すみません)
「Yはこれを書いて消してをくりかえしているときパニックになってる!!!だから2回連続でだめだめって消すときは10秒数えなよ!」
と言ったわけです。
実際には言語で言っても聞いてもらえないことがあるので、
ってな感じで図で書いて口でも説明しています^^:(汚い字なのは怒ったときに書いているので許してくださいませ)
すると横から4歳妹が
「パニックって何?」と聞いてきます。
2.私が怒りモードなので絵本の力を借りてみた
私も内心で、パニックの定義やらこの2人にどう説明しようやら…
プンスカモードです・・・。
なので最近借りている本の「こころキャラ図鑑」で探してみたんですよ。パニックって言葉が出ているキャラを。
この本は気持ちを子どもがわかるようにキャラクターに例えて、その気持の良いところも悪いところも説明してくれてるんですよね。その気持ちに対して、関係のある「熟語」や「単語」が本当に秀逸だと思っており、図書館だけじゃなくて買おうかなと思っている本です。
この中でパニックになるよ、と書いてあるのは
「こわいガニ(=恐怖)」だけ。なので「Yはこの本でいうとさ。こわいガニが来ててパニックになってる。そのままだと変わらないから、10秒深呼吸しよう。」
と話したわけです。
3.息子から「僕の気持ちは違うんじゃないか」と言ってきた
まぁそのご色々あって宿題を終え・・・
風呂に入ったときに突然Yが
と言ってきた。
ほぉ。そうなのか。たしかに。とようやく思い始めた。
(本当は心理学や精神医学的には3Fとか色々あるんだろうが、ここでは息子と一緒に本の中で出てくるもので話すことにした。)
なので「えーじゃぁもう少し考えようよ!」と言ってお風呂で、私が過去にパニックになった時の話をシェアした。
4.私のパニックの話
「ママはさ。
昔こういうことがあったな、って思い出して、あーまた今回も同じことが起こりそうだな、怖いな、逃げ出したいなって思うときにパニックになってるよ。」
「そうなのか!ママの仮設があってるなら、そしたら僕も同じ!」と頷く。
なので私が、
「おんなじことが起きそう、で嫌だって思ってるんだね。」
と言って確認しようとする前に…
風呂から上がられました(^^:)
その後もっかい話をするも「その話は終わり−!」と言われ何も対話なく終了…したので思い通りにならないもんだな・・と思いつつ、本日のnoteに書いております。
5.最後まで話しは進まなかったけど、息子の理解が進んだ日
今この本を読みながら、反省しつつnoteを書いてますが、
パニックになってるなら、やっぱり私の声掛けがよくないんだろうなぁーと。
でも、枠からはみ出しまくりなことがめちゃくちゃいらっとするわけです。。。、まぁそんなことでは死なないから大丈夫か・・親も修行だ・・・。
というわけで。
というこれの青カード部分を紙に書いて部屋に貼りました。
親も毎日成長だなぁ。
親としては未熟なのだが、それでも前向きに振り返っているところは自分がスキなところだ。人として小さいなぁと思うことが多いけれど、一歩ずつだ。頑張ろう。
いつも応援ありがとうございます。サポートいただけたお金は、当事者の子どもたちとのご飯代金か、直接子どもたちに手に渡る寄付に回したいと思います。