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マガジン「MY GRAND THEORY」

ここ最近の私の関心事。
それは”自分の人生のグランドセオリー”を明確にして整理すること

グランドセオリー

グランドセオリーとは、「あらゆる領域で適応できる一般理論」という意味で、「ジェネラルセオリー」と同義です。造語ではなく、一般的な用語です。

グランドセオリーを学ぶことを意識するようになったのは、数年前、30歳を過ぎた頃。社会人として、プロジェクトマネージャー(PM)として、目の前の問題を一生懸命解決することだけで精一杯でした。

けど、内面的には、私は色んな事にモヤモヤしがちでした。
沢山の人と話をしたり、本をたくさん読んだり、頭に浮かぶことを紙に書いたり。モヤモヤを晴らす方法を知りたくて、幅広いトライをしました。

特に影響受けたのは、本だと思う。けど、読了後に本に書かれたことを実践してみようと思っても、実際にそれを現実に適応するのは難しい。
そしてまた、自分を変えてくれそうな本を探して、本屋さんに行く。

そんなある時、仕事で大きなプロジェクトを担当しました。
問題解決するのが非常に困難な、いわゆる大炎上プロジェクト。

そこで、私は断片的に学んできたプロジェクトマネージメントの知識を一度体系的に学び直そうと思いました。体系的に学んで、全体を見て欠けている部分を見つけて、俯瞰でプロジェクトの状況を分析しようと思って。

目標もなく、ただ学ぶだけでは身に付かないので、資格を目指すことに。
日本のプロジェクトマネージャー試験とアメリカのPMP(Project Management Professional)のどちらを受けるか迷ったのですが、受験資格の認定講座を受けることに興味があったので、PMPを受けることにしました。

プロジェクトマネージャーの学問の世界でも、グランド(ジェネラル)セオリーを把握したうえで、現場に必要なことだけを適用することは、まさにプロジェクトマネージャーの仕事と定義されていました。

PMPを取得して、プロジェクトマネジメントのグランドセオリーを体系的に学び直したことで、問題に対して、それまでとは違う視座で物事を見ることができ、自分のアウトプットにも変化が出てきた

だんだんと“自分なりのやり方“みたいなものがふんわりと出来上がってきた。そして、自分のアウトプットで、大きな変化を起こせるようになってきた。

最終的には、大炎上プロジェクトを収めることが出来た。
他人から見えないところでの仕事が沢山あったし、直属の上司ひとり以外は誰も評価してくれなかったけど、一緒に働いている人からの多大な信頼を得ることが出来たことが自信になったし、プロジェクトマネジメントの成果としては物凄い価値を生み出したと思う。

一般的には、グランドセオリーを学んだところで人生は変わらないし、結局のところ、どう活かせるか次第。けど、学ぶ効果は高い。

自分のグランドセオリー

仕事でそんな経緯があったり、プライベートの出来事からも学んだりして、
「何か行き詰まったら、グランドセオリーを体系的に学んで、視座を広めて、現実に即したアプローチを取る」というのが、私のスタイルの一つになりました。

ある時、自分の行動から逆に分析していくと、自分のグランドセオリーが見えてくるのではないのか?と思いました。

“自分なりのやり方“を見つけることが、自分のグランドセオリーを明確にすることなのかな、と思った。
そして、“自分なりのやり方”を持つことって、人生ですごーく価値のあることなのかな、と推測しています。


前置きが非常に長くなりましたが「MY GRAND THEORY」と言うマガジンでは、私のグランドセオリーを、気ままに、思うままに記事していこうと思います。

ただ、あくまでも自分のためのメモなので、恐れ入りますが、基本的に無料公開はしません。(フリーオープンにするには抵抗があるので……)

noteやそのほかの発信を通じて、私のグランドセオリーが気になった方は、覗いていただけますと幸いです。

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”自分のグランドセオリー”を言語化し、体系化するためにまとめています。

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