ドナドナ、そして私だけになった。@大阪日赤病院 予定帝王切開

夜間の授乳に対応しつつ、肩の痛みのために、例の燃え尽きた矢吹ジョー状態で朝を迎えました。
昨日までは、術前と術後絶食の為に朝食無しだったので、日赤では初めての朝食となりました。食事の紹介でも書きましたが、なぜか朝食だけあまり量がなく、この日もおかずは小さめのオムレツと小鉢のサラダだけでしたが、確かパンが温かいクロワッサンで美味しかったです。

朝食が終わってからは、そのタイミングではまだ、退院後は産後ドゥーラを利用した後、そのまま同じ日に産後ケアセンターに行こうかと思っていたので、ケアセンターに到着が通常より遅いが大丈夫か確認して、OKだったのでドゥーラさんにも確認のメールを送ったりしていました。
(ここで初めて、産後ケアの利用に子どもの保険証は不要と分かり、出生届を急いで出さなくてもいいと判明)
肩の痛みも、助産師さんに頂いたカイロで温めたのも良かったのか、夜と比べて随分良くなってきました。硬膜外の麻酔もさらに減らしました。

この日の昼は、背中の硬膜外麻酔を抜去する予定になっていたため、朝10時のぺバリン注射はありませんでしたが、その10時前位に助産師さんが入室されて来ました。
「~~しますね」と何かしゃべられたのですが、聞き取れず、とっさに「はい!」と答えたところ、子供の顔に何か機器を当てて計測されました。それは、非接触体温計の様な機器でしたが、その時は何をされたのかは分かりませんでした。
助産師さんは一旦部屋を出られたのですが、少ししてからまた戻り、
「今肌の色の測定をしたが黄疸の値が高いので、ちゃんと測るために血液検査をします。ここでは採血できないので、一旦新生児室に連れていきますね」とおっしゃり、そのまま子はドナドナ…

当てられた機器は色差計だったようです。
実は上の子も黄疸が出て、しばらく新生児室で光線療法を受けました。
黄疸は、赤血球が破壊されて生じる物質ビリルビンの血中濃度が高いと起こります(詳しくはこちらなどご参照ください https://tokyobay-mc.jp/pediatrics_blog/web05_32/ )

これは私の母の意見で、エビデンスはそんなにはないのですが、黄疸は、両親の血液型の組み合わせや、母体と子の血液型の組み合わせで、出やすい・出づらいがあるのでは?との事でした(が、具体的にどの血液型なら出やすいかについては、忘れた・・)これを助産師さんにも話した所、助産師さんも何となくそんな気がするとおっしゃられていました。
あと、私個人が元々血液検査で毎回ビリルビンが高めに出るので、遺伝かもしれません。
が、だからどーせーっちゅーねん、という訳で、肩の痛み同様、どうする事も出来ないんですけどね。

子どもは手の甲から採血したそうで、小さな小さな手の甲を覆うようなガーゼが貼られて帰ってきました。正直かわいそうでした。。ごめん。

そうこうするうち昼食になり、お腹の具合が良くないので、午後から面会予定の母に、のむヨーグルトをお土産にリクエストし、薬剤師さんからもビオフェルミン貰ったりしていました。

そしていよいよ硬膜外麻酔の抜去!
助産師さんと婦人科の先生がやって来られ、病室で処置されました。先生は、貯血も担当頂いた若い女性の先生で、刺したり抜いたり、本当にお世話になりました。
記憶が定かではないのですが、抜去にあたり局所麻酔などはされず、そのまますーっと引き抜かれました。その後には大きな絆創膏をペタリと貼って終了。痛みは全くありませんでした。硬膜外麻酔そのものの影響だったのかもしれません。
シャワーももう、この後このまま利用できますよ、との事でした。

抜去が終わると、母がヨーグルト持参で参上。麻酔抜けたわ~などと話したり、産後初のシャワーを浴びたりしていると、助産師さんがいらして、やはり子供の黄疸の値が高いので、GCUにて、24時間光線療法をすることになったと告げられました。
ちょうど16時頃でした。

そして子供は再度ドナドナされ、GCUへと行ってしまいました。
やっと母子同室になったと思ったら、また一人で過ごすことになってしまったのでした。

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