育ったのは子供だけではなく(入院中の食事事情) @大阪日赤病院 予定帝王切開

肩の痛みは治るどころか、むしろひどくて寝転ぶことが出来ず、ベッドを立てて上半身を上げたままで過ごすようになりました。
それ以外は、足の違和感と体の痒みくらいで、お腹は痛くなく過ごしていました。

助産師さんからは、産後ずっとGCUに入っていた赤ちゃんの様子も安定しているので、14時頃にお部屋に連れてきますねと言われました。
いよいよ母子同室が始まります。

母が午後から面会に来ると言っていたので、15時くらいに来るのが良いかもとメール。

そして助産師さんから、貯血の戻しについてお話がありました。
昼食を食べてから、朝まで子宮収縮剤を入れていた利き手の甲のルートに入れ、14時半ごろまで入れ続けるそうです。
赤ちゃんが返ってくるまでには終わらなそうです。

そうこうするうちに昼食の時間がやってきました。
どの帝王切開体験記を拝見しても、オペ後最初のご飯は、重湯やスープなどから始まるとあったので、私もてっきりそうだと思い、ちゃんと使い捨ての大きめスプーンを用意していました。

そして配膳の職員の方がいらっしゃり、ご飯を持って入ってくだったのですが…

ドーン!!!
めっちゃ普通の食事!
なんならご飯はどんぶり一杯大盛!さすが産褥食!
お昼のおやつはガトーショコラ!重いよっ!

という、これまた予想外のがっつり普通のご飯がやってきたのでした。。。たまげた。

とはいえ、お腹はしっかり空いていたので、完食。

この後も、お腹が一杯になる産褥食は退院まで続きました。
日赤では、配膳後ある程度時間が経つと、配膳担当の方が下げに来て下るのですが、
私はちんたら食べる事も多く、スタッフさんがのぞかれた時にはまだ食べ終わっていない事もあり、その時は廊下に設置された配膳用のカートに自分で返しに行きました。
そしてその時、他の人は結構ご飯を残している事に気づきました。。。

また、後で食べたい場合は、奥のラウンジに温かいまま置いていておける保温棚があり、そちらでキープされている方も少しだけおられました。
ラウンジにはご飯のメニューが貼りだしてあり、いつどのご飯が出るかを知ることが出来ます。
私はこちらで、オペの日の夜ごはんがおいしそうなスパゲッティだったことを知り、ちょっと残念だったのでした。

この産褥食を律儀に完食し、さらに持ってきていたお菓子もほとんど食べ、母にヨーグルトドリンクを差し入れてもらっていた私は、退院するころには、立派などすこい体系に育つことが出来ました。。。


ちなみに、私は子供が生後3か月になったころ、産後ケアで紹介されたベビーマッサージに行ったのですが、そちらは元々産む予定だった病院で出産された方が少なからずおられ、そのうちのお一人曰く、ご飯は確かにフレンチでおいしかったけど、常にお腹が空いていたとの事でした。
ひもじい思いをせずに済んだだけ良かったかもしれません。


ではここから、平らげた入院食のご紹介。

まずはいきなりですがお祝い膳。
退院2日前の晩ごはんで、特別に準備されるからか、夕方の5時半という中途半端な時間帯に運ばれてきました。
通常の産褥食よりもボリュームがあり、配膳スタッフさん曰く、完食出来ない方も多いですよ、とのこと。
(勿論頑張って全部食べた)
真ん中右寄りのサラダに、その下のドレッシングをかけるのですが、レタスのガードが強固でなかなか下まで流れず、難儀しました…
また、私は事前に買って持ち込んだ、ノンアルワインで頂きました。

画像1

とある日の朝食。
朝食のトレーは、半分が温かく、もう半分が冷たい状態で配膳されます。
私はパンを選んでおり。パンが暖かい側に乗っていました。お米を選ぶと、そちらにご飯が乗るのではと思います。
パンは、食パンの日もあれば、クロワッサンの日もありました。温かくておいしかったです。
その他は、主にサラダとフルーツでした。朝だけはあっさりしており、ダイエットとは真逆の食生活を強いられました…

画像2

お昼ごはん。3時のおやつも一緒に出てきます。
これは、くだんのオペ後最初に食べたご飯です。ガッツリだぜ…
おやつ系は、学校給食用などで提供されるおやつだったみたいです(つまり既製品)
上の子の時は、小さな個人院で手作りだったんですが、ちょうど入院中にバレンタインが有ったので、おやつにチョコレート出たのを覚えています。
総合病院でも、お正月やクリスマスなどでは、それっぽいご飯が出るのかな?

画像3

晩ごはんその1。
刮目せよ!丼飯にうどんの炭水化物コンボ!
晩ごはんには夜食のお菓子とドリンクがつきますが、ほとんどソイジョイとコラーゲンドリンクでした。私、おやつでソイジョイ持ってきてたので、入院中は何本もソイジョイ食べることに…
夜食と言っても、夜は消灯するので、あまり遅くだと、枕元の夜間灯だけで食べる事になるため、早めに食べるか、残しておいて日中に食べてました。

画像4

夕食その2。この日はプルコギだったので、ご飯にかけてプルコギ丼にして頂きました。
なお、私はこんなにご飯が美味しいと思っておらず、どうしても不味かった時用にと、2階のファミマで、お母さん食堂のご飯にかけるシリーズから一品買ってたんですが、開封することはなく、持ち帰りました。どちらにせよ、電子レンジを使えないので、ご飯にかけたらぬるくなっちゃってたかも。。。

画像5

私が入院していた2020年の7月頃は、コロナの第一波と第二波の狭間で、大阪日赤は割とゆるく、入院中も子供を新生児室に預けて、2階のファミマやタリーズに買い物に行けました。
途中でタリーズでフローズンドリンク買ってお部屋で飲んだりもしました。
ファミマでも買い足したと思います(そんなだから余計に…)

ついでに、お腹の具合を良くしたいと、母に沢山飲むヨーグルトも買ってきて貰って飲んでいました。
とはいえ、味重視でかなり甘い奴買って貰ってたので、カロリー高かった気がします。

おっぱいに良いと聞いて持ち込んだ、干しいもや焼き芋のお菓子に甘酒も…

勿論、オペ前夜にファミマで買って食べずに残しておいたスイーツも、生きて戻れたお祝いに頂きました。

まぁ、食べること以外に楽しみが無かったんですけどね~。

※追記
上記のベビーマッサージで出会ったお母さん曰く、大阪日赤はご飯が美味しいことで有名だとの事でした(総合病院にしては、だと思いますが)
確かに、阪大病院で産んだ子もめっちゃ不味かったと言ってました。

出産入院の唯一といえる位の楽しみって、食事くらいですからねぇ。
(特にコロナのせいで、エステなどのサービスも中止の病院が多いと思いますし)

他にも思い当たるところはありますが、日赤の産科は結構人気らしく、その理由の1つがご飯なんじゃないかなと思います。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?