噂の通り!帝王切開始まり始まり。@大阪日赤病院 予定帝王切開

※最初にお断りさせて頂きたいのですが、正直緊張していたのか、かなり記憶が曖昧です。実際と異なっている事があるかもしれません。お詫びさせて頂きます。


オペ室に入るとオペ台に寝ることになるのですが、その時は裸になります。
正確には弾性ソックスは脱がないので、素っ裸に白いハイソックスいっちょという、冷静に考えると随分な変態ルックになります(失礼きわまりない…)

服を脱ぐときは、ナースさん達がバスタオル?で周りを囲って下さり、見えないようにして下さいました。
熱湯コマーシャルの生着替え風とか言うと、私がアラフォーであることがバレますね。

そのままタオルで隠されたままオペ台に横たわりました。
いよいよ、まな板の上の鯉!
メガネも外し、ナースさんにお渡し。
心電図もセットされました。

修正&追記:元々、うろ覚えの記憶で、酸素マスクを付けたと書いていましたが、病室から付けていった手持ちの普通のマスクのままでした。修正させて頂きます。

すると、丁度デコルテの辺りに、白いカーテンがひかれました。かなり大きなカーテンで、向こうは全く見えません。
これかー!帝王切開だとカーテンで仕切られるって聞いてたけどこれやー!!!と1人興奮。

…ですが、産後の今、かなり後悔しているのが「カーテン無しで、腹切って中から子供が引きずりだされるのを見せてとお願いしなかった事」。
私、仕事柄、人体のかなりグログロな写真とか見ており免疫があるので、子供が自分の腹から引きずり出される所を見たかった…と思っています。
お医者さんとかだと、見せて貰うことあるみたいですね。
ただ、私はそもそもハイリスクだったので、そんな希望なんて聞き入れて貰えなかったんじゃないかなとも思いますが。
病院によっては、手術台の真上の天井が鏡張りで見たくないのに見えたとか、手術灯に映って見えたとかあるそうなんですが、私のオペ室ではどちらでもなく、そもそもど近眼だったので、特に天井に映ったとしても見えなかっただろうなぁ…

さておき、ここからは麻酔科の先生のターン。
予定帝王切開ならでは、脊椎麻酔と硬膜外麻酔のコンボです!

まず先生が私の右手の甲に点滴のルートを取られました。昨日確認していたので、スムーズ。
(オペの時に何を点滴されていたかは不明)

そしてついに麻酔。
右向きになり、お腹を抱えて丸まって下さいと言われました。これ、お腹が大きいから大変とよく聞くのですが、私はあまりお腹が大きくなかったからか、そこまでしんどくはありませんでした。

腰周りを消毒されて、穴の開いた布を被され、穴から腰に麻酔の麻酔。細かく注射を打たれました。チクチクする。

確か、まずは脊椎麻酔だったかと思います。先生が麻酔の針をぐっぐっと腰に入れてゆくのがわかります。痛み止の麻酔を打っていましたが、腰に響く痛みを感じ、痛いですねと伝えたら、これで入りましたよと。
引き続き硬膜外。こちらも多少の痛みがあり、ちょっとしんどいなと思っていたら終わりましたよ。

そして仰向けに。
麻酔のチューブが腰の下にくると違和感無いんかなと思っていたのですが、特になく。

そして麻酔科の先生がいわゆるアイスノンを手に取り
「これから体にあてていきます。冷たいと感じるか、感じないかで麻酔のかかり具合を確かめますので、おっしゃってくださいね」と。
おおー、これもほんとにアイスノンでやるんだ~と思ったのも束の間、このタイミングで体の上にかけられていたバスタオルが外され、靴下以外は素っ裸に。
全部見られるやん!下半身はいいけど、男性の麻酔科の先生に貧乳見られるのめっちゃ嫌なんだけど!!!入院着脱ぐときに周りを隠してくれたん意味ないやろ!
と心の中でぶつくさ文句…

先生は胸やお腹、足にアイスノンをあてて確認されました。
すぐに感じなくなる訳ではなく、割と長く、冷たさを感じたので、ちゃんと麻酔かかってるのかな…と少し不安に。
なんとなく感じないかな~位になったらチェックが終了となりました。

記憶が無いのですが、おそらくこの後、体に手術用の布が被せられたのだと思います。

また、麻酔のかかり具合のチェックをしていたくらいで、今朝総回診に来られた産婦人科部長の先生が中に入ってこられました。
最初、部長だから手術には少しだけ顔出しされるのかな?と思っていたのですが、実は部長もオペにサブとして加わられたのです。
後から執刀医の主治医の先生にうかがったのですが、私の状況は自分が思っていたよりずっとハイリスクとされており、万が一の場合に備え、サポートとして部長がつかれたとの事でした
(なぜ、すごくリスク高いと、オペ前に教えてくれなんだ…と思ったのですが、不安にさせないためだったのかなと。)

麻酔がかかったタイミングで、尿管が入れられました。これ、体験談を読むと、痛かったというのをちらほら目にしたのですが、大阪日赤では麻酔の後に入れるから、痛くないのでは?と予想していたところ、ビンゴで痛くなく、ラッキーと喜ぶ我。

さて、私へのオペ準備が終わり、オペに参加されるスタッフも皆さん揃われ、それぞれの持ち場にスタンバイされました。

主治医の先生が、私の左側に立たれました。
そして、今回の帝王切開オペの予定内容について、主治医の先生が、オペ看さんから問われて答え、確認する作業に入りました。
どんな内容のオペかを答えられたのですが、特に印象に残っているのが「予定出血量」。
先生は「2リットル」と。
これも事前に検診の時などに聞かされていたのかもですが、覚えがなく、結構多い!貯血を400ccしかしとらんのに足りるかなぁ…と驚き。
(なお、私は臨月とかなり遅いタイミングで帝王切開確定となったため、本来帝王切開なら貯血を2回=800ccする所を間に合わず、自然分娩に備えての一回しか出来なかったのです)

また、ご自分がこれから担当されるとはいえ、おそらく何も見ずにすらすらとオペの内容について先生が答えられた事に驚きました。
お医者さんすげぇや…

オペの準備が全て終わりました。
いよいよ帝王切開開始。
赤ちゃんがやってきます!

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