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皮脂が多くて困っている人に試してほしい おすすめツヤ肌作り法


空気が乾いている季節なのに皮脂がたくさん出てしまう


という方はいますか?私はこの肌タイプ。

皮脂は肌の潤いを守るための皮脂膜を作り出すためにはとても重要なのですが、過剰に分泌していると、肌の上に長時間残った余分な皮脂が酸化して過酸化脂質となり肌を刺激することで肌荒れ(毛穴トラブルやニキビ等)の原因になることがあります。

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自分の意志で皮脂の出すぎを抑えることが出来れば・・・とても良いのですが(笑)
残念ながら皮脂の分泌に私たちの意志は関係なく、様々な原因で過剰分泌されることがあります。

皮脂が過剰分泌してしまう人が気を付けたいこと
一つ目がコチラ

皮脂をとりすぎない

皮脂が出てくると顔がテカテカするのが嫌、メイクが崩れてしまうかもしれない!と思って一生懸命あぶら取り紙などで皮脂を取ってしまっていませんか?
冒頭でも書いた通り、皮脂は汗と混ざりあうことで肌の潤いを守る皮脂膜を作るための大事な役割をしています。皮脂が出たからといって毎回根こそぎごっそり取り去ってしまっていると、肌の潤いを守るいわゆる[フタ]のようなものがなくなり、肌が「乾燥した」と思ってさらに皮脂を作り出すように指令を出してしまうのです。

油とり紙

10代後半から20代最初の方であれば皮脂もたくさん出ますし、肌そのものが潤いをキープする力もまだまだありますので、あぶら取り紙などを使っても良いかと個人的には思いますが、それ以降の年代では徐々に皮脂分泌自体が減り、おでこはテカテカするけれど目元は乾燥しているというような混合肌状態になることもしばしば。
このような状態であればメイク直しのときにやってみてほしい皮脂コントロールが『余分な皮脂をスポンジでトントン伸ばす法』です。

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やり方は簡単♪ファンデーション用のスポンジまたはパフで皮脂が気になる部分を優しくトントンしつつ、顔全体に広げる。以上です。
余分な皮脂はスポンジが吸収しつつ、足りないところに少し分けてあげるイメージです。
もちろんスポンジは使い捨てか毎日洗うようにしてくださいね。
本当は乳液などで一度全部メイクと共に余分な皮脂を落としてメイクし直すのが一番なのですが、外出先や仕事中にそんな時間はなかなか無いと思いますのでメイク直しのときは参考にしてみてください。

続いては皮脂そのものが出てしまう原因の多く

食事の見直し

についてです。
油(脂)を食事から多く摂るとエネルギーとして使われずに余ったものが『皮脂』となって分泌されてしまうことが考えられます。
揚げ物ばかり食べているとニキビができる、顔がテカテカする、といわれるのはこのせいですね。

同じ原理で、糖質も取りすぎると皮脂分泌を促してしまいます。

どのくらい摂ると皮脂として分泌されるかは個人差がありますが、『皮脂が出やすいタイプ』の人はしばらく摂取を控えてみたりして、肌の様子を観察しながら摂取量を調整してみてください。

脂質や糖質を摂るとき、ぜひ一緒に摂って欲しいのがビタミンB1やB2です。
ビタミンB1は糖質の代謝を、ビタミンB2は脂質の代謝をサポートしてくれ、皮脂抑制の効果が期待できます。


【ビタミンB1が多く含まれる食品】
豚肉・玄米・納豆・豆類・レバーなど
ニンニクやねぎなどに含まれる『アリシン』と一緒に摂ることでビタミンB1の吸収率がアップします。

【ビタミンB2が多く含まれる食品】
レバー・うなぎ・牛乳・キノコ類・納豆など
バナナと牛乳でバナナシェイクにするとバナナに豊富なビタミンB6が牛乳のB2の働きを助けてくれるので相性バッチリです。加熱に弱い水溶性ビタミンなのでそのまま飲めるのも◎

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私も皮脂分泌が多めだなと感じることがありますので甘いものや揚げ物などの脂質が多いものをコントロールすることで皮脂や肌のコントロールをすることもありますし、実際に食べ物に気を使うことで吹き出物ができにくくなったという実感もありますので、毎日の食事からも肌にアプローチしてみてくださいね。

最後は保湿について

皮脂が出やすいタイプの肌質でもやはりスキンケアで大切なのは『保湿』です。
肌が乾燥していることが原因で皮脂が過剰分泌しているならば水分を足してあげることで皮脂分泌の抑制に繋がります。
おススメは肌の上で水分をキープしてくれるような成分。ヒアルロン酸は1gで6ℓもの水分を蓄えることができますし、ハチミツやスクロースなどの糖分を化粧品成分にしたものも、水と仲良しなので肌の水分を保持してくれる効果が期待できます。

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ヒアルロン酸は飲んでも自分のヒアルロン酸になるわけではありませんが、飲み続けることで肌の水分量がアップするという研究報告もあります。
同様に、飲む点滴ともいわれる『甘酒』も肌の保湿力を上げてくれるというのも有名ですよね。どちらも飲み続けることで効果が現れるので、1か月ぐらいは続けて肌の様子を観察してみてください。

ちなみに、甘酒には原料が【酒かす】と【米麹】の2種類がありますが、肌の水分量アップを期待するなら【米麹】が原料のものを選んでくださいね。麹に含まれる《グルコシルセラミド》という成分が肌の保湿に役立つ成分と考えられています。

汗も大事な水分

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水分と言えば忘れてはいけないのは『汗』。
バランスの良い皮脂膜を作るためにも汗をかくことがとても大切なことはみなさんもうご存知ですよね。

しっかりと睡眠をとることやお風呂の時間に汗を出す以外にも、週に1~2日ほど運動でしっとり汗をかくようにすることで、皮脂膜がきちんとつくられて肌の潤いを守ってくれるので、定期的に汗をかくこともスキンケアの『保湿』にはとても大切になります。

汗をしっかり出すための水分補給は冬も欠かせません。

皮脂はうまくコントロールして最強ツヤ肌に

皮脂分泌が多めの人からすると、皮脂ってなんだかとても邪魔なものに思っていませんでしたか?多すぎる油で顔はツヤを通り過ぎてテカテカ、メイクは崩れるし、ニキビの原因になるし・・・
私も昔は皮脂ってただただ憎いものでした(泣)

根こそぎなくなってほしくて必死にあぶら取り紙を使ったり、ひたすら洗浄力のある洗顔で顔を何度も洗ったりしていました(20代)
ですが、皮脂をただ邪魔者扱いしても改善することはなく、紹介した方法を試すことで実際に皮脂量に改善が見られた上に、月に数個は必ず出現していた吹き出物の数が激減したので、同じような肌悩みのある方にはぜひ参考にしてみて欲しいなと思って、乾燥の気になる今の時期に、皮脂にお悩みの方がいるのではないかな?と思い、原因と対策についてまとめてみました。

皮脂は肌の潤いを守るためにはとても重要な成分。まずは自分の皮脂がどのような原因で出すぎてしまっているのかを知るところから始めてみてください。
皮脂が出るのは肌にとってマイナスではありません。自分の皮脂と上手に付き合いながらうまくコントロールしてツヤっと輝く肌を手に入れて欲しいなと思います。

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