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わたしの死生観

死に魅せられている


こういう言い方をすると
サイキックに
捉えられるかもしれない


小さい頃から
死というのは
ずっとわたしの隣にいて

やさしく見守ってくれる
存在だった


わたしが本当にもう無理
ってなれば
救いの手を差し伸べてくれる
と思っている


だから
断崖絶壁の小道を
やすやすと走って行けたし

大きなトラックが
鼻先スレスレを
疾走していったこともある


一緒にいる大人たちは
それはそれは肝を冷やしたらしいが

当の本人は
ケロっとしたものであった


わたしにとって
冥界とはワンダーランド

大好きなあの人も
憧れのあの人も
そこにいてくれるから


今の世の中は
あまりにも

意味のある生

生きること

に執着しすぎていないか?


そりゃ
せっかく生まれたのだから
やりきって死にたいと
思うのは人の性


でも
死というものも
生と同じくらい
身近にあるということ


今日を生きることも

人の死に触れることも

両方同じくらい
自分の人生の
血となり骨となる経験


生きている人とも
亡くなってしまった人とも
自分自身とも

どう、つながっていくか
は自分で決められる

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