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It could happen to you

1944(Johnny Burke / Jimmy Van Heusen) Carolyn Graye

(歌詞)

Hide your heart from sight
Lock your dreams at night
It could happen to you

Don’t count stars or you might stumble
Someone drops a sigh and down you tumble

Keep an eye on spring
Run when church bells ring
It could happen to you

All I did was wonder how your arms would be
And it could happen to me


(和訳)

あなたの心を隠してしまったり

夜見た夢も内緒にしてしまったり

そんな事が、あなたにも起こるかも


夜空の星を数えて

つまずいてしまったり

誰かがためいきをついただけで

転んでしまったり


春なのに眠れなかったり

教会の鐘が鳴ったら走ってみたり

そんな事が、あなたにも起こるかも


あなたの腕に抱かれたら、どんな気持ちかしら

って思っただけなのに

私にはそれが起こったの

(ここまで)


歌詞に忠実に訳そうとすると、文章がおかしくなりますね。

離れすぎてもいけないし。

なかなか和訳するのって難しいなと感じました。


以下、参考音源

◆Diana Krall(ダイアナ・クラール)

 https://youtu.be/VRh5LIOFCHo

 ゆったりしたテンポで2ビートのノリで始まります。

 どちらかというと語るように歌うスタイル。

 1分50秒あたりからのフェイクでは、4ビートのノリに。


◆Anita O'Day(アニタ・オデイ)

 https://youtu.be/oNQHD1ZIeCk

 バースから歌ってます。ビッグバンドの華やかな演奏。

 ちょっぴり気怠そうなアニタさんの歌声。

 ギャップに萌え。


◆Monica Zetterlund (モニカ・ゼタールンド)

 https://youtu.be/IEMz_FcnaUs

 スウェーデンの歌手。

 「ストックホルムでワルツを」

 2013年秋に本国スウェーデンで公開され、50万人以上を動員し大ヒットを

 記録した、モニカ・ゼタールンドの自伝的映画を見て存在を知りました。


◆Dinah Washington(ダイナ・ワシントン)

 https://youtu.be/20WIbrkII3w

 3連のノリで、ブルージーに歌ってます。今までの3人とは全く違う

 フィーリング。個人的に、面白く感じたバージョン。

 最初の「Hide」を1オクターブ上で歌ってから your~は譜面通り

 音域の関係でそうしたのか、あえて狙っての意図なのかはわからないけど

 ハート、わしづかみ。最初のフレーズから、ハッとします。


◆Frank Sinatra(フランク・シナトラ)

 https://youtu.be/4LP1ubu2dhA

 スローでしっとりと。語るように歌ってます。

 メロディーの美しさが強調されるように感じます。

 

◆Chet Baker(チェット・ベイカー)

 https://youtu.be/MtWpgWjxouY

 甘い歌声。全体的にゆったりと、長い音符で歌ってます。

 トランぺッターでもある彼のスキャットは、音の使い方が

 とても参考になります。


◆関連事項

1994年、It Could Happen to You「あなたに降る夢」という映画が

アメリカで製作されてるそう。

ニコラス・ケイジと、ブリジット・フォンダが出演。ちょっと見てみたい。


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