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震災11年目

東日本大震災発生から今日で11年。

人は勝手に区切りをつけたがるものだけど、せめてこの日だけでも被災地に想いが向けられる一日であれば…と思っています。

多くの人の人生が変わってしまったあの日。

亡くなられた方は1万人超、今も行方が分からない方は2000人超。

被災地の外の人間だからこそ、このことは簡単に忘れてはいけないと思うんですよね。

発災から1年後からボランティアに参加した私ですが、その時から周りとの温度差はひしひしと伝わって来ていました。

遠い場所ではないけど、どこか他人事。

大学時代を仙台で過ごした私の周りには、被災した仲間たちが大勢いました。

「仲間を助けたい」という想いからスタートしたボランティア活動ですが、今は縁もゆかりもない地域の災害にも出向いていくようになったのは、この震災がきっかけでした。

困っている人がいたら何かしたい。

もうそれだけです。

被災された全員が「もう大丈夫」と言えるまで、当事者ではない私たちはその想いに寄り添い続けなければいけないと思います。

これは2014年にドキュメンタリー映画『うたごころ』上映にあたって、被災地への想いを綴った私の言葉。

この一年はコロナの影響で、県外に出ることはありませんでした。

この状況下でどう寄り添い続けるのか?

11年目の今日、答えを探して実行に移していきたいと思います。



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